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２０１６年５月２１（土）　晴れ　　気温14〜26度　水温14度

良い天気が続きます　夏日になると天気予報で言ってます　宮川の源流部に行って見ます
ゆっくりで行こうと思っていても　朝は早くから目が覚めてしまいます

ダム湖を超えて目的地に９時に到着すると
空木だと思うが　目に鮮やかな紅色の花が僕を迎えてくれる

　

デジカメの設定をちょっと触ったら　奇麗に撮れました

もうこの時期定番のソックスウエーダーを履きビブラムソールのシューズでガレ場を下って源流の畔に腰を下ろす
竿袋から小竹竹竿を取り出し　息を整えながら繋ぐ　リールセット　ラインを伸ばしティペットを足し　ヘアカディス＃１５を結節
ドレッシングを施したら　眼下に見える流れに近づきふわりと手前の流れにキャスト
１投目で出ちゃったりして〜と思ったが　そんな訳はなかった
手前をやって　正面の流芯をやってから少し上流の流芯に投げた　石の頭でゆっくり流れるかと思ったが
予想よりも流れが速かったので　もう少し左かな〜と思っていたら　水面を破って飛び出す閃光
速い流れに乗って下ってしまう餌を逃すまいと　ターゲットも慌てたのだろう
「おっと！」と空中で合わせ恰好よく決めたつもり　いや決まって　小気味良い引きが朝一番から僕を楽しませてくれた

　

飛び出しました〜鯉のぼりの様なパーマークの宮川ブルー

そう　今日ここに来たのは　ウッドスティック京都に行った際　初めて話をする方と　宮川ブルーで盛り上がったからでもあるのです
幸先よくブルーバックのあめごちゃんと出逢え　最高のスタートです

日本晴れの青い空　爽快な冷たい流れ　新緑の木々たち
贅沢な休日をゆっくり過ごします

　

癒されます

大きくは無いが古来からのあめごっぽい子達が飽きない程度に釣れてくれる　が結構セレクティブ　それもその筈足跡もクッキリ残っている
　瀬の黒点はクッキリ　朱点は控えめ　パーマークは真ん丸　そしてプールから釣れる娘は藍色
この源流はやっぱり素晴らしい

　

渓流の宝石と呼ぶに相応しい

最初の方は絶好調だったが　１１時を回った頃からセレクティブあめごちゃんに翻弄されて苦戦
見切られた出ても食いが浅く外れる
そんな事を繰り返したので　ソイジョイとお茶で一服したりしたが　状況は大して変わらなかった
ここぞと言うポイントは沈黙し　小場所でなんとかかんとかヒットする有様
大場所の脇の緩い所に見え　時折ライズする奴を見つけ　こいつはイタダキだろうとやって見るも　全く無視
それどころか　釣る事を諦め写真に収めようと近づいても全く逃げない　完全に視界に入っている筈なのに何たる賢さか

　

　あめごちゃんまで４ｍ、時々目が合うような！

いつもの退渓点は当に過ぎたが　何とかもう一匹と進んで巨岩を超えて行くが・・・
おかしい？　何故だ？　首をひねりながら遂に通らず
丁寧に下手からフライを投じるが流れだしは無反応　次は左岸岩縁にフライを投じて行く
最終プールなのでしつこくしつこく投げたら　遂に出た　”グイ”と合わせたら”ググッ”と乗った感じだったが直ぐに外れてしまった
あ〜あ　今日のラストチャンスを物に出来なかった〜　もう駄目だろうな〜と思いながら
左岸の一番奥までフライを何度も投げ中央にも何度も投げ残すは右岸
立ち位置をを大石の上に取り　先ずは流れが大石にぶつかって緩くなる辺りに１投
アブラハヤでも出そうな遅い流れだったが　予想外の事が最後に起こった
ゆっくりゆっくり流れるソラックスダン＃１５を吸い込むような静かな反応
岩魚釣りの様に一呼吸置いて合わせてみると　”ズーン”重く静かに竹竿が撓った

これ以上ない最後の出来事！　宮川の別嬪さんに感謝！



　渋いモスグリーンの宮川あめご



本日の釣果

あめごちゃんちゃん20匹程度