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2016年3月6日 曇り  気温 10度、水温8度

渓流釣り解禁から最初の日曜日 今日も懲りずに大内山川にやって来ました
曇天ではありますが、気温は高くハッチもチラホラ見える朝です

前回は二又の辺りから上流をやって見たので 今回は下の橋から二又までをやって見る事に
以前は数こそ少ないながらも割と大きめの魚が時折竿を曲げてくれる 油断できない流れだったのですが
今日は全く反応しません 反応が出るまで早足でポイントを攻める事 1時間半 あっと言う間に昨日入渓した所まで来てしまいました
魚信ゼロ でも収穫は有りました、この冬に流された発眼卵WVBの籠の残骸を1個回収する事が出来ました



メイフライは少しだが来ています    籠の回収は出来ました

取りあえず安心したかったので 前回チビッ子が釣れたポイントに移動してやって見ると
やっぱりここには居ました!
緩やかな瀬の中から 水面のフライに飛びつき ほんの少しだけ竿を曲げてくれました
朝の行程の1/4程度を 1時間程掛けてゆっくりと釣り上がって行くと 解禁日よりはシビアな反応でしたが
4匹のちびっ子が遊んでくれたので安心して 次なる流れを探りに移動します



あめごちゃん♪ このポイントには居るよ〜


11時半 お湯を沸かしてちょっと早い目のカップラーメンランチ
久しぶりに渓で食べる温かラーメンはやっぱり旨いです

そこから気合を入れ直して竿を振って行くのですが、 また??? 全然反応がない???
居る所にしか渓魚は残っていないようだ
さてさて如何なものか?移動すべきか このまま釣り上がってみるべきか?
天気予報では午後は雨、移動する時間を考えたらこのまま行く方が賢明かと思い進んで行く
と 今まで見えなかった渓魚がプールに数匹泳いでいるではないか!
魚は居る、ターゲットが上を向いていないので今まで無反応だったのだろうか?と試しにフライをプレゼンすると
それに気付いた1匹がゆっくりと浮上し波紋を起こしたが空振り・・・少しずつ上流にフライを打って行くとまた反応した
フッキングには至らなかったが 食い気も有る様だ
と言う事は 食後からここまで魚は居なかったに近い状況だったに違いない

2空振りの後 プールの流れ込み脇の大石裏のたるみに未練のプレゼンテーションを試み 待つ事数秒
プチッとした反応にすかさず合わせてみると 竿先がプルプルしフッキング成功!
可愛い居付きのチビッ子あめごちゃんと 何とか出逢う事が出来た!

さてさて 続く小場所は流石に居ないだろうな〜と進んで行くと是が期待を裏切って
ピチピチちゃぷちゃぷランランラン♪ 居るじゃないですか〜



居れば釣れるんだね!

ふとした瞬間 脇の溜りで何かが動いた気がして目をやると 小さな魚がスッと泳いで何処かに隠れた
パーマークが見えたそんな気がして 探して見たら別の魚を発見! カジカだ! ヨシノボリも居る!



なはは〜ん カジカ発見!

この冬 大内山川はWVBも流されるほど激しく荒れた
そのせいで渓の生き物は普段いる所の子達は壊滅に近くなってしまったが、特殊な条件がそろった所々のエリアの子達は奇跡的に生き残った
そう考えると 解禁と今日の状況が何となく説明が付く

その上流には 何年もの間土砂に埋まっていた堰堤が現れプールを形成していた
期待を込めて投じたフライに答え 良型のアメゴちゃんがロッドを曲げてくれた
奇跡なのだろうか? 自然は生き物は逞しいって事なのだろうか?
控えめの色目の小判型パーマークを纏ったあめごちゃんは、冬を耐え忍び痩せてはいたが美しく愛おしい



居付きの別嬪さん

奇跡の区間は終了し 行けども行けども反応が無いので
小さな支流の探検に入って見たら 恰好良い2段滝下で何とか1匹のあめごちゃんが遊んでくれたが
その上はやはり無反応
時間はまだ早かったが 歩き疲れたので竿を仕舞う事にした



2段滝

☆ お願い ☆

この記事を読んでくれている釣り人の方々 大内山川の天然渓魚の生息数はごく僅かです
釣り上げた渓魚は出来れば逃がしてやってください、そして釣針の返しはなるべく潰して釣って下さい
いつまでもこの流れで川遊びを楽しむ為に

☆ よろしくお願い致します ☆


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