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2013年 8月24日(日) 曇り・雨  気温25度 水温20度

酷暑の夏 連日35度を超える最高気温は夜になっての最低気温も30度まで位しか下がらない日々の連続だった所に恵みの雨!
昨日は割と降って 今日は上がって行く方向だ

目が覚めたのは6時過ぎ 何処に行くべきか天気予報を再度見直し まだ南方面の方が安全だろう
ホームのM川を見に行こうと決めたが 屋根を叩く雨はまだザーザーと本降り状態
ゆっくりと朝食を取って パソコンなんぞいらって時間をつぶし雨が小降りになるのを待った
1時間半が過ぎ 雨音が柔らかく成って来たので 荷物を積み込み mocoのエンジンと間欠ワイパーをスタート

何時もの様に高速を走り本流沿い 流れを覗きがら進むが 少しは水が増えたかな?程度で
もしかして渓魚の活性に変化が生じ今日は大釣りか!なんて気配は感じられないので 今年行っていない流れを調査する方向でハンドルを切って行く

先ずは お助けS谷
一昨年土石流が発生し橋が流木で埋まったり 林道が崩れ落ちたりして進んで行けなかった
今日は?とチャレンジスピリットで向かうと 災害の復旧は済んでいるみたいでスイスイと通れて 二又の広場に到着
雨は上がって行くだろうとソックスウエーダーに変身したが 上半身は合羽と言うアンバランスな出で立ち
しかも雨の日にバンブーロッドを使うとどんな風かなと 手にはkotake竹竿
100m程下手まで歩き入渓し 今日はソラックスダン#17を水面に浮かべて行く
走る魚は小さいが見える フライに時折反応する奴も居なくは無いが やはり渇水とお盆プレッシャーが効いて居るのだろう
一向にヒットする気配が無い
二又を右手に取って 更に進んで行くと ようやく釣れた
岩盤沿いの流れで ”ピチッ”とした反応を空振りし ”あ〜あ”と思いながら2m程奥にキャストしたら又も”ピチッ”
素早く合わせたらようやく手に感触が有ったので ”エイ!”っと追い合わせを入れてみたら予想以上に小さく 宙を舞って僕の足元の岸に激突
慌ててラインを引っ張りもう一回宙に浮かせて近場の水溜りに確保したが”ピピ・ピクッ”っとやばい感じだった
意外とガップリ喰われたフックを外し 流れで1分程介護したら自力で動き出したので ほっと安心
合羽の中に湿気が籠り汗だくになりながらも堰堤までやって見たが 1度だけ反応が有っただけで 厳しいS谷を引き上げた



お助けS谷の1匹

次は 僕のフライフィッシングワークの原点とも言える KG谷
2004年の大災害以来 復旧工事が継続されてはいるが 昨年も一昨年も道半ばで通行する事が叶わず撤退
今年は如何に?そんな思いで行ってみたら 昨年崩落していた道が復旧され第一関門突破
その後は 行って良いのか?いや平日なら完全に工事車両以外通行止めであろう土石を敷きならした工事用道路をおっかなびっくりで行く
何処まで行けるのだろうと進んで行くと 大災害後辛うじて渓魚が残っていた最終の滝手前まで行けた
そして祈る様な気持ちでロッドを振って見たが 反応は無かった



最終の滝は昔のままだったが 50m下手からは完全なる工事現場

本日最終は 発眼卵放流を毎年実施しているS川
少しでも水温の低い所によ思い 奥の方まで行ってロッドを振って行く
水量は結構良いような感じだし 足元を走る姿も結構あったが、賢いアメゴちゃんに翻弄されながらも何匹かのアメゴちゃんが遊んでくれた
やっぱり此処の流れは春から秋までコンスタントに遊べる良い流れだ



ま こんな感じです

更に釣り上がっていくと どんどん流れが細く源流っぽくなって反応もまばらになって来た
それも忘れかけた頃に別嬪さんが飛び出し お試し中のkotake竹竿をククッと曲げてくれたので
そいつで〆として上がれば良い締めくくりだったのだが、帰りがけに流れを見ながら林道を下って行くと
何匹かの魚の影を見たので ちょっと竿を出して見たが
カワムツ君が3匹ほど遊んでくれただけで 本命には出逢えず 読み間違えたな〜と苦笑しながら竿を仕舞った



最上流部の別嬪さん

M川は夏の終わりが近い感じがしたが 帰宅するとムッとする暑さがまだまだ居残っていた



本日の釣果 アメゴちゃん5匹



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