streamside 1316

2013年 5月4・5日(日・月) 快晴  気温13〜23度 水温13度

連休終盤は田舎に帰省してノンビリやるさと思って居たら 朝の早い時間に携帯(最近スマホに変わったが)が鳴った
fujita夫から「今日O川に行こうと思って居るんですがドウですか?」と言うお誘いだったので
二つ返事でOKし、12時に二又の合流で会う事にした

10時前に家を出て 伊勢自動道を走るが意外と混んでいない 1時間少々で実家に着いて 正午前にお昼ご飯を頂いた
ちょっと遅れたな〜と思いながら待ち合わせの場所に行ったら fujita号は有ったが2人が居ない
お昼御飯に帰って来るだろうから、そこらの見える辺りでちょっとやって見ようと流れに入ると
当然反応は渋々だったが、遠い目から流れ込みに投じたソラックスダン#17で何とか1匹のアメゴちゃんに出逢えた



良い天気に照らされた流れ       心優しいアメゴちゃん        

ファーストフィッシュとの出逢いに半時間ほど時間を費やしたが、fujita夫妻は帰ってこないので
こりゃー読み間違えた、彼らは既にランチを済ませ釣り上がって行っているに違いない
mocoに乗って少し上流を覗きに行くと 前方に2人に姿を発見し”プップ〜”とクラクションで合図し脇の広い所に車を寄せ
「釣れてる〜?」って聞くと「厳し〜けど釣れた〜」
とか何とか言いながら 僕も合流し 結構足跡の有る流れにフライを浮かべて行く

渋い反応の流れの中でも何故か僕のソラックスダン#15はそこそこ反応し
流石は生まれ育った流れなのか たまたまなのか そうこうしている内に何とか又1匹のアメゴちゃんに出逢う事が出来た



フライセレクトに悩みます

悩ましいけど 楽しい時間が経過した その釣れな時間が 釣れた時の喜びを倍増させてくれる
ゴールデンウイークの終盤 だから余計かもしれない



チビッ子でも 嬉しよ

お昼からずーっと同じ流れを釣りあがって行ったが
その間に2台の車が上流に上がって行った、その内の1台だろうかランクルが橋の袂に見えたので
一旦上がって 別の流れに向かう

こっちも相当渋く 3人で行っても全く釣れないまま もう少し行くと堰堤だったが
ちょっと退渓が難しいので fujita嫁と僕nishide1号は先に迂回して 堰堤の上にてfujita夫の釣り姿を観察する事に
澄んだ水の流れを上から見ると 最も深い所でも1.5m位なかん感じで底の方まで良く見えた
弛みに溜る落ち葉の揺らめきとそれとは違う自力で動く影 それは多分魚影
1・2・3・・・6匹ぐらいは底の方をクルージングしている
”パシャ!” お!流芯でライズしたなんて言っていたら fujita夫がやって来た
身振り手振りでその状況を伝えてみたつもりだが果たして伝わったかどうかは?
それでも魚が居るのは伝わったみたいで 彼は身を屈め慎重に水際に近づき 後方の大きな倒木に注意を払いつつ近場から順にフライを浮かべて行った
左右の穴から流れ出る白泡の真ん中辺りにプレゼンしたフライがフワフワと浮かび 20秒かもう少し経った時
派手なアクションでフライに襲い掛かる良型の渓魚が飛び出し 「出た〜!」 と僕たち2人は思わず声が出たが
当の本人は それを見ていなくて僕たちの声に気がついてロッドを立ててみたりしたが 当然フッキングはしなかった
堰堤上で 「惜しかったね!」 「何で見てなったのかな?」 「良いサイズだったんじゃない?」 なんて言ってたら
あれ? 何かfujita夫のロッドが曲がってる!
そうなんです 同じ場所で同じ魚と思われる良型アメゴちゃんが彼のフライを口にしたみたいなんです



やりますな fujita夫 今日一ですよ

それに触発された僕たち2人は 更なる出逢いを求め堰堤上の流れに向かったが
賢いアメゴちゃんにちょこっと弄ばれただけで、fujita夫の様に恰好良く決める事は出来なかった


本日の釣果

fujita夫妻+nishide1号 3人でアメゴちゃんちゃん10匹くらい



実家に戻ると 3月に結婚した姪っ子とその旦那が予定通りやって来ていて
その晩は 楽しい晩餐を 父母・姪夫妻・そして僕たち夫婦の6人で囲んだ


明けて 翌朝 ゆっくりと朝食を食べたら やっぱり今日も行きます
今日は とあるプランを実行する為 昨日と違うチビッ子が沢山居ると思われる流れに向かう
一旦国道まで出てとmocoを走らせて行くと、何か見たことの有る車に見たことの有る人相の奴とすれ違った
”な中村ちゃんじゃないか!”
急いで電話しようと携帯をいや最近変えたスマホを手にしたが、まだまだ慣れずにコールするのに手間取ったが
何とか電波の届く内に連絡がついて 僕のプランに同行してもらう事にした

2台の車で入渓点まで行き 2か月振りの再開に話は色々あったが、僕はプランをドウして昼前までに実家に帰らねばならなかったので
少し急かして流れに向かった

プランと言うのは、ここでちびっ子を釣って昨日の流れに放すと言う簡単な話
その為に発泡スチロールの箱にエアーポンプをセットして持ってきたし、強力な助っ人も偶然手に入れたので有った

入渓後直ぐに反応は有ったが、ヘアカディス#15では上手くフッキングしなかったので、2バラシ2空振りの後ソラックスダン#15に変更したら
先ずは8cm程の超ちびっ子が掛かり、合わせと同時に”ビョ〜ン”と岸に飛んできてしまった
岸に激突し息も絶え絶えになったチビッ子アメゴちゃんを必死で5分以上介抱したら蘇って来たので
発砲ボックスに泳がせてみたら元気に泳ぎだしたので一安心し ソラックスの水気を拭いて次なる一匹を狙いに向かった



全長4cm程の生まれたてのヤンマ

助っ人の中村ちゃんも 適度にチビッ子に弄ばれ 適度にキャッチしてくれる
ロッドを振って居ない方が 発砲ボックスを手にし後を追っかけてくるのだが、蓋がキッチリ閉まるので水漏れ脱走の心配は無いのだが
キャッチしたアメゴちゃんを入れようとした時 結構手間取って2匹確保し損なった



カマツカが白い花を付ける流れにて

予定時間を少々オーバーして11時15分ごろに川から上がった

2人で8匹 渓流の宝石を手に僕は実家に向かうため 中村ちゃんと別れmocoを走らせた
なるべく揺らさないよう安全運転で走り 一旦実家の姪っ子達に”こんな奇麗な魚が居るんだよ”と見せてから
昨日遊んだ流れまで遡って 移植放流



八cm〜十八cmまで合計八匹、末広がりに増えてくれる事を祈って放流しました

中村ちゃん ご協力感謝します!



本日の釣果

中村ちゃん+nishide1号 アメゴちゃんちゃん八匹



inserted by FC2 system