streamside 1315

2013年 4月27・28日(土・日) 曇り〜ちょい雪〜晴れ  気温10〜18度 水温5〜0〜7度

先週の尺岩魚に気分を良くして 今週もやって来ました木曽川支流
不思議と1台の車も見ず 9時半に件のポイントの少し上 橋の袂にmocoを停車し 魚は居ないかな〜と覗き込んだら
魚は居なかったが エサ釣りさんが居たのでびっくり
しょうが無いので1km程下り 先週と全く同じ駐車ポイントに戻り変身
先週と同じフライを結んで進んで行くが 全く反応が無い・・・
気温も水温もほぼ先週並みなのだが、多分前回は暖かくなりかけの雨で 今日は寒く成っていく晴れなんだろう、ハッチもまるで無い
しかも 足跡が多くは無いが点々とあるのも岩魚ちゃんが動かない原因だろう

何とか1匹と出逢いたいと 正午を超えてもどんどん行った、13時を回ってもても全く反応が無い
更に15分 浅い反転流の際に浮かべたソラックスダンに小さな渓魚が初めて反応しちょっと慌ててロッドを立ててしまったが
”ピピッ”今日初めての生命感が右手に伝わった
僕は躊躇せずにごぼう抜きし 足元の砂地を掘って水溜りを作ってチビッ子を確保!
ボウズも有るかと諦めかけていた時に 嬉しい1匹との出逢いが果たせ、この娘に感謝である



こんな流れで     バッコヤナギが祝福してくれた     チビッ子岩魚

ようやくボウズの危機から脱したので 一旦上がってmocoに戻る道中
それまでも何度か落ちて来ていた霧雨が にわかに白っぽくなって5分程だが雪になった
”こりゃー厳しい筈だわ” なんて独り言を言いながら mocoのエンジンを掛け暖房を入れながら 冷えたオニギリを頬張る
さてこの後は何処へ・・・ダメもとで更に上流を見てこようかとハンドルを切った

午後の天気は回復に向かったが 空気が冷えて来た、寒気がやって来たのだろう
でも晴れて気分は良いし 割と早いタイミングで今日初めての反応もあったのでモチベーションも少し上がり進んで行くが
やっぱり釣れないまま もう駄目か 諦めて移動するか?と思った所
15時10分前 ジンクリアな緩い流れの真ん中で”パシャッ!”と反応し”クク〜”とロッドを小さく曲げてくれる娘と出逢えた
銀白色の中に淡いオレンジ斑点を散らした可愛娘ちゃん
やっぱりこの流れを泳ぐ岩魚ちゃんはbeautiful
愛しい娘の写真を何枚も撮影したら 別れ際にKissRelease ありがとね〜



美白な岩魚ちゃんに出逢え 嬉しかったよ〜

朝から相当歩いたので 足元はよれよれだったが、時間はまだ早い
木曽まで遠征してきたんだからもう少し頑張ろうと 少し藪の深いO川に向かった
さて渓魚のご機嫌は?と投じたエルクヘアカディスの1投目で反応したのは良かったが 空振りし上の枝を釣ってしまい
最初っからフライをロストしてしまうも、反応の良さに釣れる確信が持てた
が そうは甘くないみたいで、反応はすれどもフッキングしない難敵だらけしかも藪が深いと来たもんだ
その藪のお蔭で 魚影は濃く残るのだろう
何だかんだで5回反応したら1回くらい釣れるなんて感じで 可愛いアマゴちゃんが遊んでくれる
時折岩魚らしい反応も有り 結局1匹だけ岩魚ちゃんもつれた
絶対何処かにビックリするような奴が隠れていても良さそうだと思い 今まで何度もやって来てはいるが、未だ出逢えてはいない
それでもこの流れは以前から釣れない時の避難的いやお助け的流れとして 僕のセーフティゾーンなのである



夕方に近づく流れで アマゴちゃんと遊ぶ

何だかんだとしっかり遊んだら 先週と同じ道の駅にて一人晩餐を済ませたら
いつの間にか深い眠りに落ちていた



本日の釣果

nishide1号 岩魚ちゃん3匹 アマゴちゃん5匹



朝が来た 周りが明るく成って目が覚めたのが5時
筋肉の発熱と適度なアルコールで寒さを感じはしなかったが、mocoの天井は霜で白くなりフロントガラスは凍っていた
いや〜良く冷えたんだな〜と思いながら 顔を洗い甘〜い缶コーヒーを自販機で買ってモーニング
まだまだ時間は早いが 目的と定めた場所に向かって現地で時間待ちをしようとスタートを切った
こんなに朝早いのに途中には何人かのエサ釣りさんの姿を見てドキドキしながら 目的地に向かう
舗装の途切れた林道に入り そこからはキャンプしている親子連れを1組見ただけで釣り人は居ない、このカーブを曲がったら
”が〜ん!”
居たよ× 去年から何度も先を越されている個人タクシーが〜
と言う事だったが僕は諦めない、少し上の車止めにて変身してから珈琲なんぞ沸かしたりして時間をつぶし
谷間に陽の光が差し始めた7時頃にロッドを携え 上流に向かう
半時間ほど歩いて小さな堰堤の上に出ると 凛とした空気と淀みの無い太陽の光が心地良い
この流れも木々が張り出しフライには少し不向きだが、昨夕の流れで練習してあるのでそんなに苦にはならず
今日は少し小さめの#15ソラックスダンで進んで行く
と 程なく反転流の開けた辺りから岩魚がフライを追って2度チェイスしたが 上手く咥えてくれなかった
それでも 早いタイミングでの反応に期待とモチベーションは上昇
良い天気の渓流の 大場所 小場所 いろんなポイントに丁寧にフライを浮かべながら進んで行く
が 反応はそれっきり無く 半時間 1時間 が過ぎて行った
やっぱり まだ朝早く天気が良いので冷え込みも激しくて魚たちはまだ眠っているのだろう
進むにつれ竿を出せるポイントも減って来たが 何とか1匹の渓魚に出逢いたいとの一心で進んで行くと
ようやく小さなアマゴちゃんが小さな駆け上がりから飛び出しフライを口にしてくれた
釣れた喜びと やっと戻れると言う安堵の気持ちが沸き ホットした



清冽な流れに棲んでいた小さなアマゴちゃん

戻って下ると タクシーはまだ居たし、更に下の入渓点には大勢の釣り人らしき集団
更に下のポイントは空いていたので期待を込めてやって見たが 1度限りの反応を空振り
で 諦め半分 先行車が2台までならやって見ようとダム下に向かってみたら
車は1台 しかもラッキーなことにその中でオニギリを食べながら 地図とにらめっこをしていると言う事は 上がって来た所だろう

ちゃっちゃと 車から降り ベストを引っかけロッドを手に林道を歩いて二又のポイントに降り立った
昨日今日と既に荒らされているであろう流れに 期待は薄く 勿論反応のないまま1時間が過ぎた
が 崩落した岩石の上の浅いプールに定位する渓魚を見た瞬間 めっちゃモチベーションが上がった
遠目にしゃがんで ティペットを確認しフライをソラックスダン#17に結び替えもう一度ポイントに目を向けた時には
ターゲットの姿は無く成っていたが 念のためフライをあっちやこっちに流して見たが 反応はない
教育がしっかり行き届いているんだな〜と妙に感心して 上流に歩を進める

と 程なく岩盤沿いの浅い瀬から可愛い岩魚ちゃんが飛び出し ヒット!
空気と水の暖かさが増して来たのだろう、また少し行ったらチビッ子岩魚ちゃんが遊んでくれた
良い感じになって来たと思ったら ”バシャ!”っと25cm程の渓魚が水面を割ったが こいつは空振り
次は流れ出しの肩の部分でフッキングしググッとロッドが曲がったが一段下に落ちた瞬間にテンションが無くなった・・・
行ける! ここからは釣れる気がする〜 と進んで行くがその後は・・・
最初の堰堤下で フライの下に良型が1度だけ近づいて来たが帰って行ってしまったので ニンフを沈めてみたりしたがもう見にもこない
堰堤を超え 久しぶりに鋼製の流木柵とスリット堰堤の有る所まで釣り上がって行く途中
ようやく20cmを超える岩魚ちゃんが小さな瀬から顔を出し ロッドを曲げてくれた
よ〜し堰堤下で もう一匹 出来ればサイズアップして帰ろうと言う思いは敢え無く散って
16時 竿を仕舞った



チビッ子岩魚ちゃん               お兄さん岩魚君                  堰堤の風景

明日も休日だが、なんだか釣欲が無く成ったので 大人しく返る事にし
国道19号線を南下し コンビニで温かい珈琲とお菓子を買おうと立ち寄り 車を降りたら
木曽の山々は白い帽子を被っていた



来るときは無かった雪が・・・かなり冷えた筈だわ



本日の釣果

nishide1号 岩魚ちゃん3匹 アマゴちゃん1匹



inserted by FC2 system