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2013年 3月20日(日)   気温11〜15度 水温8度

珍しく 滋賀のinoueさんがやって来るって fujita夫からの連絡に
じゃ〜みんなで行ってみよ〜 っとO川に GO!

9時に目的の流れに着いたが 渓は渇水で釣り人の姿はゼロ・・・ 少し厳しそうな状況であった
が ハッチは凄い量 フタオカゲロウの大量ハッチ 行けるかも知れない〜

変身し そこから上流に向かうfujita夫妻と下流に向かうinoue&nishide
暫く歩いて流れに降りると 緩い流れにアメゴちゃんの泳ぐ いや 逃げる姿が見えた
魚は居る が 渇水でかなり慎重に行かないとかなり厳しい感じがしたので 心して流れにフライを浮かべる
歩みも極力慎重に 背を少しでも小さく見える様に屈んで進み 片膝を付いて慎重にプレゼンテーション
プールの真ん中でライズした様に見えたが フライには反応せず やはり鏡の水面では難しい
流れ込みは如何?かと ソフトにプレゼンテーションしたら狙いを外したソラックスダンが右岸側の緩流帯に着水
此処で慌ててピックアップせずに10秒15秒20秒 ”ポコ” 出た
もしかしたら出るかと思って居たので 慌てず一呼吸置いてロッドを後方に引くと 重みが手元に伝わりロッドが撓る

後方で見ている inoueさんの視線も感じながらも落ち着いてランディングしフライフィッシャーっぽく決めた



今日のファーストフィッシュ

魚は居る 多くは無いが居る ただしかなりの神経質だ
inoueさんも プール 瀬 大場所 小場所 と丁寧に攻めては行くが 中々良い返事が返ってこない
自作バンブーロッドが風を切ってフライを流れに届けて行くが むむむな時間が過ぎていく



バンブーinoueさん

11時過ぎま釣り上がると 駐車ポイントまで来たので一旦上がって上流のfujita夫妻を追った
彼らはまんまと2匹づつのアメゴちゃんを仕留め先ず先ずの釣果だったようだ

少し早かったが 移動し別の流れに向かってランチタイム
合流の広場にデミオを停めお湯を沸かし 少しピンク色が濃く成って来た蕾を愛でながら ”春だね〜” と呟く

お腹が一杯になる頃 パラッと雨が落ちて来たので少しだけ慌てて支度をし直したが 大した事は無かった
朝から続くハッチに誘引されてか 林道を下って行く途中でライズも一つ発見し みんなで下流に向かいワイワイ言いながら流れに入った
良さげなポイントを3つ程過ぎた所の小場所で fujita夫が午後のファーストフィッシュを仕留め
4人のモチベーションが再燃
そしてその少し上で僕のフライにもアメゴちゃんが喰いついた



メイフライのトラップドが渓魚の食欲をそそるのでしょう

そして10分後 大場所に対峙するfujita嫁の放ったフライに小さな波紋が立った
後方のギャラリー3人がそれを目撃し ”お〜っ!” と声をあげたが フライが宙を舞った
流石にもう出ないだろうと 無駄話をしていた僕たちを尻目に いつの間にかロッドを曲げて笑顔を放っていた



やるね〜fujita嫁〜

合流点から 左にfujita夫妻 右におっさん2人 別々に釣りあがって行った
緩い流れに 時折フライにジャレつく娘は居たが なかなかパックリ喰いつく事は無かったが
緑の濃いこの流れでは 確実に春の足音が近づいて来ていた
緑の木々に白い花が咲き 春の匂いが流れにこぼれてくる



春を感じずにはいられません

15時半に 再度集合し ラスト1本
最終チャレンジは 僕が一番多く楽しんでいる区間
斜面を下って流れに4人 段取りをするinoueさんをfujita夫妻が見守り 僕は少し下流に下りフライを流れに浮かべてみる
ライズを一つ見たがそこでは反応を引き出せず Uターンし入渓点まで釣り戻ってみると
ラッキーにもみんなの目の前でちびっ子が一匹遊んでくれた

少し気温が下がってハッチも減ったが 期待は十分出来た
そしてその期待は inoueさんのフライにも顕在化しバンブーロッドが曲がった
苦労したからこそ 1匹の可愛いアメゴちゃんは釣り人の幸せを何倍にも膨らませてくれる
そんな一瞬が彼にやってきた瞬間 みんなで喜び フライフィッシングって良いな〜って しみじみ思う



ラストフィッシュがファーストフィッシュ by inoue

竿を仕舞 nishide家に戻り 祝杯を上げた春分の日でした



本日の釣果

fujita夫・fujita嫁・nishide1号 あめごちゃん それぞれ数匹
inoueさん アメゴちゃん1匹 解禁おめでとう



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