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あけましておめでとうございます 本年も元気に釣りに行きましょう!



謹 賀 新 年


さて2013年の釣り始めは 奈良県天川

2013年 1月 4日(金) 曇り時々晴れ  気温−3〜3度 水温4度

今年の正月は1日の夜の宿直が当たっていたので 早々に田舎から自宅に戻って来たので
2日から暇で暇で〜3日の昼ごろ よし天川に行って川遊びをしようと思い立ったので有った

どうせ寒いんだから余り早く行ってもしょうがない、7時半に自宅を出て10時過ぎに現場に着いた
道中は良い天気だったので 天気予報に反して今日は暖かくなるかも?と思ったが
徐々にお天道さんがかすみ雲が増えて来た、結局最後の信号手前の温度表示版は▲4度 雪こそ無いがこいつは厳しいかも

漁協の扉を開け「あけましておめでとうございます」と入って行くと 何時もの女性が「今年もよろしく」」と愛想よく出迎えてくれ
入漁券H番を買って少し世間話をした後 いざ現場へ

トンネルを超え 車を停めるとさっさと変身 風が無い分いくらかましだが
ティペットやフライを結んでいると 指先が徐々に動かなくなる位にしんしんと冷えてい行く
こんなに寒くても 取りあえずはヘアカディス#17を結んで下流に向かって歩き始めたが
先行者の姿を見たので 戻ってトンネル上のプールに入った

大岩の上からやる気の有りそうなやつに狙いを定めてプレゼンテーションすると
数投目で浮上し ”モワ” っと来たがフッキングには至らず、 その後別の奴も2度ほど見に来たがやっぱり食わない
取りあえず一匹と思い 7Xのティペットの中間にデカイヘアカディスを結び 末端には小さな金玉ニンフを結んだ
そして数投目 何とデッカイドライに虹鱒君が出て 予想外の新年の幕が開けた
ベストからデジカメを取り出し 記念撮・・・起動しない・・・寒すぎるのかと
電池を外して手で揉んでみたが動かないので 左手の手袋の間に挟み 外したドライのドレッシングをしながら暫し温めたらようやく動いた
数枚の写真を撮ったら カメラはベストでなくフリースの胸ポケットに仕舞い 再び流れに向かう

と ほどなくマーカー代わりのドライフライが消し込んでグワーとロッドが撓る
”こいつはデカい”そんな感じで30秒ほどやり取りをしたが ターゲットが”グン!”と走った瞬間にティペットがドライの結節で切れた・・・
やっぱ7Xではだめだと 6Xの先端に岩井キャスパーを結びその上40cm程の所にマーカーをセットして再チャレンジ
最初は余り見えていなかった魚影が何故だか結構見えて(増えた?)来てデカそうな奴を3メートル程の近距離から狙って行くと
5m程先の1匹が反応したが乗らず・・・ 10m程先の奴に狙いを変えてキャスト
追い風に乗って少々飛び過ぎたマーカーを狙ったレーンまで引き寄せ待つこと数十秒 遅々として動かないマーカーを注視していると
ターゲットがユラッと動いた後マーカーが微妙に動いた様に見えたので 合わせてみたら”グワー”っと来た
6Xのティペットを過信する事無く 慎重にやり取りした結果 無事40cmクラスのgoodなRainbowをゲット出来た



新年最初の虹鱒君 と 2番目のRainbow

岩井キャスパーはそこそこ調子よく虹鱒君の唇を奪う
余裕の出た僕は ヒット後追い合わせを入れるとラインをリールに巻き取ってリールファイトの練習だ
寒さのせいか 大型魚の特性か 力は強いがスピードはそれほどでもない
ドラッグを絞ったり緩めたりしながら テンションを調整しては見るのだが思ったほどスムーズに行かないと思ったら・・・ロッドティップが凍って来ている
最初の頃はラインンもドレッシングが効いて居たのだろう まあそれなりに魚が走ればラインンも出ては行っていたのだが・・・

今日一 と思える様な虹鱒君を掛け リールファイトに持ち込んで1分ほど耐えていたら 突然のダッシュ
今日一の魚のダッシュは 今までの奴より遥かに素早くしかもトルクフルだった
と言う事で 6Xと5Xのティペットの結び目があっけなく切れフライラインが力なく垂れ下がった

もうそろそろ 場が荒れつれない頃かな〜と思いながら 6Xのティペットを結び直し ヘアーズイヤーニンフでやって見ることにしたら
何と釣れ釣れモードに突入した

道路上からの視線に気付きながら 釣果を重ね12時半くらいまで釣りまくって 道路に上がると
ルアーマンから 「めっちゃ釣れてましたね!」 とお褒めの言葉を頂いた



岩井キャスパーで虹鱒 ヘアーズイヤーで虹鱒

お湯を沸かし ビッグカップヌードルカレーを段取りしている間に タックルを変更してみた
昔 nishide2号が誰かに貰った RiverRun’s8ft6in#3〜4 と言うバンブーロッド風カーボンロッドに4番のラインを通して
マーカーとニンフは朝の爆釣 ヘアーズイヤー#14である

温かいカップめんが冷めない内に一気に完食したら 昼前のプール左岸に降りた
取りあえずラインを伸ばして 魚が並ぶ右岸側の流れにキャストしてみたら”ボッチャン”と ちょっと強く入り過ぎ
2〜3匹が逃げたが 構わず流して行ったら まさかのファーストキャストでファーストフィッシュ しかもデカイぞ!
当然ながら何時もの柔らかい3番ロッドとはかなり感じが違い 違和感は有ったが何とかリールファイトに持ち込み暫し竿の特性なんぞ見てみる
バットはしっかりと強いがティップはそれなりに柔らかいみたいで 手に伝わるバイブレーションは少ないが
ロッドティップから1m程は良く曲がっている そこで虹鱒君のトルクフルな抗いを吸収してくれているようだ

40cm超えの虹鱒君でリバーランスの入魂も出来 出来過ぎのトライアルだったが、それだけでは終わらなかった
続いて同じプールで更にデカい奴をヒットさせて 今度もリールファイト
が オラクルVLAVのディスクドラグが上手く調整できない 緩めても緩めてもラインが出て行かない
このままではティペットが切れる可能性が高いと思い 強制的にリール直近のラインを引っ張ると何かが外れた様に急にリールが回った
と言うか回り過ぎてバッククラッシュ状態
魚とのテンションはロッド操作と左手薬指で保ちつつ 小指でラインを少し抑えラインをリールから引っ張り出し
何とかオバハンパーマ状況を解消したら急いでリールにラインを巻き直しドラッグを締めて ようやくまともな釣りになった
Rainbowの抵抗が弱く成ればラインを巻き 走り出したら”ジ・ジジ”っとラインが引き出されたりしながら楽しませて貰い
最後は観念したRainbowを浅瀬に引き寄せ 両足でブロックして無事キャッチ出来た
思えば 1匹目の写真撮影をしていた時 水に浸かったリールが凍っていたのかも知れない
氷だけに ヒヤヒヤしたね〜



RiverRun’s で Rainbow


更に3〜4匹の虹鱒君とこのプールで遊んだが 20cm少々の小虹ではロッドが勝ち過ぎてロッドは左程撓らなかった

次はドライフライではどの位行けるかを調べる為 #15のソラックスダンに結び直し上流に釣りあがって行く
当然ながら反応は渋く 稀に反応してもフッキングする確率は更に厳しかった
2時間で7回ほど反応は有ったが ”グッ”と来たのが2だけ
その中でも”ググッ!”と来てロッドが撓りラインを手繰りつつ 10秒ほど繋がったのが1回
結局はドライで虹鱒君をキャッチする事は出来なかった

午後3時には雪が降り初め 反応はパッタリと止まったので竿を仕舞い家路についた



雪化粧の始まり

帰り道 青山高原に差し掛かった所で車が横転していた
辺りは雪が少し積もっていて路面は若干凍っていた
皆様も 交通安全で1年を過ごして下さいね



本日の釣果

虹鱒君 20匹over



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