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2012年 7月 8日(日) 晴れ  気温23〜28度 水温17度

何か久しぶりに M川に向かった
水量が多い目なのはネットをチェックして分かったし 天気も良さそうで夏日予報
これは行くしかない
そして今月末の北海道釣行に向けてた練習も兼ねようと いつものJ-Stream833は置いてSCOTT A803に4番ラインを乗せて行く

8時半に車止めに着いたら 奇跡的に誰も居ない
期待に胸を膨らませて 崖を下ってからタックルをセットし何の気なしにフライをすぐ横に落としたら
いきなり”ザバッ”と食って来たが そこはそれ お約束の空振りでフライが宙を舞う

それでも 次の次のポイント、大石に阻まれた流れが反転した水面に何度かソラックスダン#15を浮かべたりしてみると
ナチュラルに沈んだフライがジンクリアな水中を漂うのを目で追っていたら、銀色の弾丸が突進し反転するのが見え
”よっしゃ!”とロッドを煽ると力強い引きが 僕の右腕に伝わって来て やっぱT谷最高だと思った
バットの強いスコットを結構いい感じに曲げてくれた渓魚は20cm弱ではあったが 本当に元気な魚であった



先ずは1匹 大満足のファーストフィッシュ

スコットに慣れるべくロングキャストを心がけて進んで行くと つたないプレゼンテーションでも心優しいアメゴちゃんがパックリとフライを咥えてくれる
何て良い流れなんだろう、キャスティング練習をしながらフッキング〜ランディングまで行ける
ホールを入れて 恰好良くプレゼンテーションが決まった上で バシッとアメゴちゃんが出ると最高だ

最初の1時間は不思議な位絶好調だったが、モーニングタイムが終了してきたのか徐々に反応が減ってきたので
フライを交換してみるが ローテーションの迷宮に迷い込み???な感じである
フライを見にくる可愛い娘ちゃんは何匹もいるが、なんでか見切られる
釣れるとこれが正解なのかと一瞬思うが 次のターゲットには見切られ 答えの無いフライローテーションが続く
それでも何だかんだで釣れてくれるのは 好天に恵まれたお蔭なのだろう



晴れと真ん丸パーマーク

上って行き 僕の一番お気に入りのポイントの手前で ソラックスダン#17に結び替えティペットのチェックをしたら
下流側から順に攻めていく
ついばむような反応を2度空振りした後 ようやく1匹との出逢いを果たせた
渓魚はそこそこ居るからこそ 空振り後 Hit!なんて事が叶う しかも beautiful なロケーションとくれば もう言うことなしでしょ!



よかでしょ〜

正午に近づき 暑く成り過ぎたせいか ドンドン反応は悪くなり
練習と称していたキャスティングも ダンダン雑に成って来た
こんな時は気分を変えるべく 木陰に腰を下ろしてランチタイムと洒落込む
その間 ぼんやり流れを見たりしていると小さなアメゴちゃんのジャンピングライズが見え ドキッとしたりした

午後 散発な反応は相変わらずだったが 大場所手前で鹿の亡骸を見つけ
お場所で2度の反応を外し 傷心気味に 脇の小スペースを見たら
良い感じの影が 小さなプールをクルージングしながら 時折水面に波紋を広げていた
小さ目のヘアカディスにドレッシングを施してから もう一度ポイントに目線を移すと・・・どっかに行ってしまったのか気づかれたのか
あ〜あ と思いながらポイントの真ん中辺りにプレゼンテーションし暫く様子を見ていたら
意外な方向にアメゴちゃんの姿が浮かんだかと思ったら ダッシュでフライに襲い掛かって来た
”まさか!”な感じだったが 一呼吸置いての合わせがバッチリ決まって スコットが良い感じに曲がる
ターゲットが下流側の大石に潜り込もうとするのをロッドで阻止すると 奴も必死なのだろう
尾鰭で水面を叩き水しぶきを上げるほどのリアクションで 僕はハラハラドキドキさせてくれた
もうバレるかと思いながら ポイントに近づき強引にアメゴちゃんをプール中央に引き戻してから背中のネットを外して ようやくランディング
暴れ疲れたのか 意外に大人しくネットに横たわった彼女は 今日一番のグラマー美魚だった



今日一番の別嬪さん

巨石を超え 大きなプールに大物を夢見るも 小さな反応を空振りし
又も巨石を超え 再び大物を夢見るも反応なく
小場所では見切られながらも 辛うじて1匹のアメゴちゃんと出逢い
又々巨石を超えて行くが・・・14時30分 壊れた吊り橋跡が見えるポイントでもうこれ以上は釣り上がれないと
竿を仕舞いました



鴉アゲハと岩の隙間に咲くツツジ



本日の釣果

アメゴちゃん 二桁釣果

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