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2012年 6月 29日(金) 晴れ  気温20〜29度 水温15度

三連休初日 今日は単独釣行で明日からはトラちゃんと合流
と言う事で 一番の流れは明日に取っておいて今日は2番の流れを釣りあがる

少し前に雨が強く降ったので 天気は良いが水量は多い目で少し心配だったが
入渓早々に外しはしたが反応が有ったので 今日は行けると確信した

そしてその予想通りに 高活性の渓魚たちが次々にヘアカディスに襲い掛かってロッドを曲げてくれる



支流の岩魚 と ヘアカディス

1時間の間に岩魚ちゃんが3匹 と 過去に恐竜の様な岩魚を釣ったポイントでタナビラちゃんを1匹
その後 少しペースは落ちたが 楽しい楽しい川遊びが続いた



木曽の川最高!

普段なら 今日ほど釣れないので お昼までに最終ポイントに到着し川通しに帰ってくる事が多いのだが
今日はランチの時間が来てもまだ行程の7割程度 背中にオニギリを積んできて良かった

食後 最初の渓魚は反転流から、フラフラと漂うヘアカディスにユックリと近づきそのまま吸い込んだ
斑点がレモンイエローでブルーのアイシャドーの美しい この渓らしい岩魚ちゃんは
必死で逃げだそうと白泡の流れに乗ったり潜ったりしたが お昼に結び直したティペットは十分な強度を発揮し
彼女の抵抗に耐え ランディングネットへのエスコートもスムース
無事にネットインし 僕は笑顔になる



瞼の淡いブルーのシャドーの岩魚

14時20分 最終の3段の滝にて
左岸脇の弛みに投じたフライが 石影のブラインドに流れてしまったので10秒ほど待って
ロッドを立てたら何かに引っかかったのか動かない・・・でももしかして・・・今一つラインを引くとググッと魚信?の様な感じ
テンションを保ちながら2歩程近づいてみたら 奴が動いた、良形が走りティペットが水を切る
もう2歩前進しながらラインを手繰り寄せると 渓魚の全体像が水面近くに浮かぶ
”デカい!”が意外と大人しい感じで有ったので もう一手繰りし水面に顔を出させたら
僕のフライは鼻先にチョンと掛かって居るだけなのが見えた と 次の瞬間顔を振った岩魚はフライを外して流れの中に帰って行った

傷心のまま流れを下って退渓していると夕立が ザ〜 っと落ちてきた

まだ時間が早かったので もう一本、ダム下の流れをチョイットやって見た

入渓してすぐ 透明で緩やかな流れに2匹の渓魚が戯れていた
こんなのは釣れないよね〜と言いながらも 取りあえずキャストしたら 何を間違えたのか疑う素振りも無く1発でヒット
僕も驚いたが 奴も驚いたみたいでジャンプで抵抗する
こんな岩魚初めてだ、きっとオッチョコチョイなんだろうな



銀白な岩魚はオッチョコチョイ

その後 1時間は音無しだったが 更に1時間釣る間に4匹の岩魚が遊んでくれ 18時半に竿を仕舞った
やっぱ木曽は良いところだ



良いでしょ〜

電波の届く所まで降りてきたら あ〜電話を一杯した、仕事の電話を
幸せな非日常から一気に現実に戻ったが それはそれでしょうがない、 やらねば成らぬ
でもそれに疲れて 桃助橋の公園にmocoを停め寝床の用意をしたら
コンビニ弁当の晩餐、冷えたビールが最高に旨く感じ 20時過ぎには次第に意識が無く成っていった



2012年 6月 30日(土) 晴れ後曇り  気温20〜27度 水温14度

6時半に目が覚め 昨日の残りのオニギリを喰ったら
ここは依然C&R区間だった本流のすぐ横なので トラちゃんが来るまでに モーニング一釣り
何かの間違いでデッカイ渓魚が”ド〜ン!”なんて夢見て #13のデカイカディスでやって見たが反応は有るが乗らない
ライズも有って仕留めたつもりだったが口に入らないので 7のティペットを少々足してフライを#17に落とし釣りあがる事20分
ようやく1匹のタナビラちゃんを手にする事が出来たので 一旦竿を仕舞い 珈琲を飲みながら彼を待った



朝日の当たるタナビラ

8時頃に彼がやって来て荷物を積み替えたら 昨日残しておいた僕の1番お気に入りの流れに向かう
先行者が居ないかドキドキしながら林道を登り目的の辺りまで来たが ラッキーな事に誰も居ない 貸切だ!
しかも入渓後最初の3投で空振りし 次の3投で可愛い岩魚ちゃんと出逢う事が出来たので、 今日も釣れ釣れ間違いなしだと確信した

彼に透き通る美しい流れを褒められ 僕は嬉しくなる
足跡の無い流れと最初の反応に期待は膨らんだが 現実は結構厳しくシブシブだった

そんな中 大場所右岸最終で流れにスピードが遅くなり 巨石の下をすり抜けるポイント
難しいポイントで 彼は難なくgoodな岩魚ちゃんを引き釣り出した



ナイス トラちゃん! 良型が釣れたので僕も肩の荷が少し降りた

天気予報では、今日は真夏の様な一日になる筈だったが意外と涼しいまま時間が過ぎた
そのせいも有ってか 思ったよりもずっと岩魚ちゃんのご機嫌はナナメのままで11時半、車停めまで来たので一旦上がり
mocoまで林道を歩いて行く途中 2人連れのフライマンと出遭って情報交換
彼らは 上に行ったが全く反応なくボウズとの事、それを聞いて”午後は上だな〜”と話していた僕たちは
オニギリを頬張りながら、昨日僕が釣った流れに向かい3連の滝での尺岩魚を回収に向かった

反応は朝よりも良く 入渓後すぐからポンポンと岩魚が釣れた
が 流石に昨日苛めた流れなので意外と大きな魚は出ない
ちなみに チビッ子釣り師nishide1号は こんな流れでもチビッ子をゲット出来る



なはは〜

そんな中でも トラちゃんは流石だ
キッチリしたキャスト〜メンディングで 少しナイーブになっている岩魚ちゃんを上手く誑かしてロッドを曲げていく



岩の影からチョコレート色の岩魚  反転流から色白の岩魚

目的の尺回収ポイントに来たが 奇跡は起こらなかったが
一旦下流に下って 堰堤下を攻めた時 僕のフライに奇跡が起こった
左岸最脇の小場所に投じたソラックスダン#15が昨日と同じように石影に見えなくなったのでテンカウントしてロッドを立てたら
何かに引っ掛かったみたいだったので、グイグイと引いてみたら 何かブルブルする?
もしかしてとロッドを矯めて神経を集中させると明らかに魚信だがやはり動かないので少しずつ強く引いてみたら
潜水艦の様な影がす〜っと上流に出て来たので ”来た!” と思ってロッドで寄せようとしたが
ターゲットは意に介さずすぐ上流の岩の中に潜り込んでしまった・・・しかも水中に刺さった朽木を巻いて
堰堤下で移動する場所もなく 祈るようにロッドをナナメ下流に引いては見たがビクともせずその内 大岩魚が頭を振ったのだろう
”ブチ”っと言う鈍い感触と共に ラインが弛み ジ・エンド
昨日と同じ様な結末で有ったが ドキドキした心臓は暫くは収まることは無かった

まだ時間が早かったので もう少し何処かでやりましょうと 僕がモーニングをやった本流戻った
が 小さなウグイちゃんが遊んでくれただけで 脂鰭属に出逢うことは無かった

竿を仕舞って 温泉に入ってから晩飯を食いに19号線を下った
怪しげなラーメン屋で晩餐を済ませ 桃助に戻ったら雨が落ちてきた



2012年 7月 1日(日) 雨  気温20〜24度 水温13度

朝から雨 状況が悪い中 西野川を見に行ったら橋の下に 二十数センチのタナビラちゃんを発見
やってみるべ〜と変身し 少し下流から入渓するが・・・厳しい・・・釣れない

そこから退渓する際 ランディングネットを拾った、魚が釣れない代わりに美しいネットを拾った
(ランディングネットには ikeda net と書いてあったのでインターネットで持ち主を捜して居るが、未だ見つからない)

雨の中 少し上流もやって見たが一人1度の反応は有ったが このままやっても釣れそうな気がしなかったので
移動し王滝村辺りのS沢に行った
先行者が1台有ったが 橋の下流に入ってみた僕たちは 辛うじて岩魚ちゃんを1匹づつゲット出来たので竿を仕舞った
そして 一竹に行って 旨い蕎麦を食って 木曽遠征の〆とした



今回の釣果

2人で 沢山の岩魚ちゃん達に遊んでもらいました

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