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2012年 3月4日(日) 雨  気温7度 水温7度

朝 まりこからのメールでびっくりして起きたら6時半を回っていた
今日はfujita夫妻とまりこと僕の4人で川遊びに行く約束、7時に久居の営業所で集合の約束だった!
急いで用意をして飛び出したが7時過ぎに到着、珍しく遅刻をしてしまい申し訳なかった

今日はfujita家のデミオで楽ちん釣行、荷物を積ませてもらって一路 O川へ
天気予報では雨予報だったが、高速を走り出した頃の空は意外と明るくもしかしたら今日は降らないかも?なんて甘い期待を抱いていたが
大台を過ぎた辺りからフロントガラスに水滴が・・・やっぱり雨だね
車中で午前中だけ釣って お昼は暖かいうどんを食べようと決めて
インターを降りたら”釣りエサ市場”に券を買いに寄ったら watanabeさんが居たので少しだけ話をして流れに向かった

今日は何故デミオかと言うと、林道が一部壊れ道幅が狭くなっている所を通らなくてはいけないのと、4人乗りと言う事でそうなったのです
天候も悪く気温は前日▲7度と 厳しい釣りが予想されたが、 現地に到着するとやっぱりテンションが上がる
お昼までの釣りを楽しむべく チャッチャと変身すると流れに向かった

少し下流から入った僕のソラックスダンに岩場をトロリと流れる流芯から 突然水面を割ってジャンピングアタックする奴が居たが
フライが口に入らず 空振りでのスタートだったが、魚が居ることが分かってやる気がアップした
fujita夫がやって無反応、まりこがやって微妙な反、そしてfujita嫁がロッドを振り釣りあがって行くと
大場所二又の合流点で fujita嫁のロッドが撓った!
後方で見ていた3人からは”ヒューヒュー!流石だね!”と祝福の声の掛かる中、無事にネットに収まったのは
20cmに少し足りないが 美しいO川のアメゴちゃん、これでみんなのテンションも上げ上げとなった



雨の中 別嬪さんに出逢え 解禁を飾ったfujita嫁

一旦上がったテンションだったが その後は良さげなポイントでも反応がなく 雨だけが徐々に強くなり
僕たちのテンションの火が その冷たい雨に負けそうになっている時
fujita夫のロッドが曲がった
聞けばすぐ下のポイントでも反応が有ったが乗らず すぐ上のここでこのアメゴちゃんがフライに喰いついたとの事
夫婦そろっての解禁を4人で喜び合いながら 何としてもO川のアメゴちゃんと出逢いたいという思いが強くなった



祝 解禁のアメゴちゃん with fujita夫

暫く行くとfujita嫁のロッドがまたもや曲がったが これは残念 途中でバレてしまった
もしかして 今日はfujita day か〜 釣れてない2人はそう思ったが
ま 反応が有るって事は良き事だ そのうち何とか成るでしょう

代わりバンコで釣りあがって行き 良さげなポイントでキャストを続けるまりこの姿
流れ出し〜駆け上がり〜ド真ん中〜流れ込みまで丁寧にせめる姿を後ろから見ながら
「もう出ないでしょ〜」と言いたげに見ていたら 最初に何度もフライをトレースしたポイントまで流し切り もうピックアップするだろうと思った瞬間
水中から黒い影が沸きあがり まりこ’sフライをガッポリと食った
一同 ”え〜! そこで出るの〜” って感じの出方とそれをきっちりフッキングさせランディングする彼女の姿に驚愕した
2012年解禁の初バイトでこんなフッキングが出きるなんて只者ではない

喜ぶ彼女と驚愕する3人
でも聞けば、小さな羽虫が飛んでるのに気が付き何となく釣れそうな気がしていたんだって
少し雨が弱くなって 人間には分からない程度に気温が上がったのだろう、僕は気が付かなかったが本当に虫が飛んでいた

その少しの変化のお蔭で 僕にもO川解禁のアメゴちゃんが遊んでくれた
無用にロングキャストする事無く 一ヒロほどフライラインを出して岩陰から真横にキャストしたフライ
ロッドを少し高めに保持し フライをドリフトさせて行くと 少し早い流れが大石に挟まれスピードを落とし水面が穏やかに成ったところで
極々自然に水面が割れ ゆっくりとフライを口にする渓魚が1匹
慌てずそっとロッドを立てたら ティップが水面に向かって曲がる
遂にアメゴちゃんと結ばれたのだ
少し前にティペットを少し伸ばし 一度はアピール力強化でヘアカディスンにしたフライもソラックスダン#17に戻したのが良かったのだろう
自然な感じで釣れ 無事に僕もO川解禁となった



か〜い き〜ん  やっぱり釣れると嬉しいね

進んで行くと 嬉しい弛みを発見した
流れの脇 左岸際の大岩の手前に 超ちびっ子の姿が見えたような気がして そ〜っと近づいて居たら
居る居る〜! メダカのような魚が 1匹 いやもう一匹 いやいやもっと居るぞ
ロッドを振るfujita夫は置いて 女子2人を 「可愛娘ちゃんが居るよ〜」 と呼んで 暫く3人で観察
泳ぎ方から予想すると この子達は ほぼアメゴちゃんに間違いない
きっと 陽が射して小さなユスリカが水面に浮いたら この娘たちはライズするに違いないとか言いながら
この小さな生命を目にする事ができた事に 感謝



可愛いちびっ子たち  よく見るとパーマークが有って嬉しさ倍増である

前半はfujitaタイムだったが 後半は まりこタイム
少し浅いが左右に良さげな流れのポイント
本命は右岸側の流れだと誰もが思い 彼女も丁寧に攻めたようだが音沙汰がなかった
で 右岸側に狙いを変えてキャストした第一投目
流れに馴染んで ゆっくり水面に浮かぶフライに波紋が起こったと同時に ラインがぴ〜んと張った
雨音以外何もない静寂の流れに 少しだけ”バシャバシャ”と水面を有らすアメゴちゃんを 焦らず騒がずランディングし 静かにネットで救う
彼女の手中に収まった渓魚は 少しスレンダーだがほぼ真ん丸パーマークの居付きのアメゴちゃん
よく見ると 尾鰭が損傷していたが、それはもしかしたら昨年秋の台風で傷ついたのだろうか?
傷ついた尾鰭では思ったようにエサを捕る事が出来ないせいで少しスレンダーだったのかも知れない
そんなアメゴちゃんを見ると 愛おしさが込み上げてくる



愛おしいアメゴちゃん 元気に育ちますように

次は僕のタイム
雨が更に弱まったし ポイントにも恵まれたようで
先ずは左岸のサブな流れで”ピッ”と反応し空振り
右岸の深みのある弛みに じ〜っとフライを浮かべていたら”カポ!”っと食って ぐい〜っと来たが バラし
真ん中の流れ込みからの駆け上がれりで ”バシャ”っと来た
3度目の正直を外してなるかと 一気に引っこ抜いて 何処かの水たまりにキープしようとしていたら
フックから外れて岸辺で バタバタするアメゴちゃんを慌てて両手でつかんで何とかキャッチ
とっと恰好悪かったが 僕も何とか2匹目をゲットした



ポイントに救われました

その後 また雨が振りだし 濡れた体が徐々に冷えて来たのと
お昼の饂飩が恋しく成ってきたので 竿を仕舞った

もちろん その後は 源作に一直線に向かって みんなで暖まった
本当は釜揚げ饂飩がお勧めだけど 寒かったので全員 味噌なべやき饂飩と白飯
ごちそう様でした



今回の釣果

4人で アメゴちゃん 6匹
無事解禁 おめでとう!

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