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2012年 1月29日(日) 晴れ  気温度 水温?度

前夜から数人のメンバーで宴会を楽しんで  今日は 朝の9時半に ”釣りエサ市場” にて全員集合
残念ながらオーナーで大内山漁協の組合員でもある 渡辺さんは用事が有って参加出来なかったが
お店に入って コーヒー何ぞよばれてから 目的の支流に向かった

か細い流れに メンバー全員心配そうでは有ったが取り合えず変身し 第一ポイントに向かった



探索はこの様に行います

WVB埋設時は増水していたので出来るだけ深い所に設置していたので
冬枯れした沢になっても お宝籠は露出せずに水中に鎮座していた

切れる程の冷たさを覚悟して重石を外すため水中に手を入れたが、以外にも湧水が安定して流れるこの沢の水は暖かかった
そのせいも有ってか孵化した仔魚は既に泳ぎだして行ってしまったのかボックス内に残っている数は例年より少い
でも元気さはいっぱいで 箱を開けバットに移しひとしきり鑑賞してから流れに戻してやると颯爽と泳いでいく
ここ最近は 埋設から回収までの期間が若干短かったせいか、まだ卵袋が目立ち
流れに戻しても水底に溜る子達が多かったので 今年はいつもより回収を遅らせたのが良かったみたいだ



ボックスの中にはちびっ子達が泳いでいます

この冬は大きな雨もなく 安定した流れが続いたようで、毎回難航する探索がいとも簡単に見つかって
順調に第一部が終了した



jasse fujita夫妻 caddis nishide2号 おのP kotake
(敬称略です)

宮川に移動し 第2部を開始
こちらも探索はスムーズに進みWVBを回収して行きます



カワゲラさん            アメゴちゃん           沢蟹さん

1カ所目のWVBを開けた時 死卵が割と多いしボックス下部にも死卵らしきものが有った
2カ所目も 同様な感じで変な感じだな〜と思いつつ 3カ所目でよくよく観察すると 奇形の仔魚が居た
上手く成長出来ずどうやら卵の吸収に失敗したと言うか、内臓が卵に残ってしまった様な感じで
死んでしまっている子や まだ生きてはいるが普通には泳げない子を確認した

10年以上も行ってきたこの放流作業で こんな子を見たのは初めてだ
作業手順も特に変えた訳でもないので WVB埋設作業前に何かが有るのか?作業後の川の環境に何かが有ったのか?
第1部(大内山川)は普段以上に上手く行ったと言うことは、WVB埋設日時が異なっているので 受精卵やその親魚が違う。
第2部(宮川)の卵や親魚に何らかの原因が有るような気がするが
自然界で奇形が生まれるのも自然の一部なのだから、余り心配する必要も無いと言い聞かせながら作業を続けた



上手く育てなかった仔魚

第1部に比べると第2部の水は冷たかったが、例年に比べるとまだ少し暖かい気がした
ワイワイガヤガヤ言いながら 極小アメゴちゃんを箱から出して 順々に流れに返して行く
”大きくなれよ〜!”
そう声をかけながら



WVBを開け→バットに泳がせ→流れに返します

作業終了後はいつもの様に みんなで一富士に行って暖かい食事を食べながら笑える会話で盛り上がりました
みんなありがとう。 3月に成ったら釣り行きましょう。 この年末もまた発眼卵放流よろしくね!
そう言って解散しました。

と言っても昨夜の宴会メンバーは nishide2号がゲットして来た榊原にある”猪倉温泉”のタダ券いや招待券を利用し 温泉三昧
我が家から近い温泉ではありましたが、なんと皆が初めての温泉でしたので少々ドキドキして行ったのですが いい温泉でした
お湯は榊原らしいヌルッとしてよく暖まりお肌に良さそうだったし、客入りも多すぎず少なすぎずいい感じ
露天風呂に浸っていると 山のほうから雪が舞ってきました。



いのさん と くらちゃん




今回の成果

大内山川 約400粒×12Box=4,800粒放流の内 死卵が約20粒
宮川 約400粒×12Box=4,800粒放流の内 死卵が約116粒と奇形の仔魚10匹


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