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2010年 9月23日(水) 曇り時々雨  気温24〜18度 水温16度

昨年秋 天川に一緒に行って フライを体験しその後スターターキットを購入した 橋やん とM川に向った
あれからもうすぐ一年だ シーズン盛期にも何度かは誘ってはいたのだが 最終版のこの厳しい時期になってからでは
若干 いや 相当厳しいかとも思ったが
炎天・渇水続きだった流れに雨も降る予報なのでひょっとしたら釣れるかも知れないと 希望的予測で行ってみた
目的地は お助け”S谷”
何と言っても障害物が少ないし まあまあ開けた流れなのに何故かしら渓魚が残っている 何時も助けられる流れで勝負である

林道を走っている間 遠かった雨雲が目的地に到着すると 結構近く パラッと降ったりする
まあ それでもと変身していたら 仕事で付き合いのあるA社のO社長とばったりサプライズな朝の始まりだった

流れに立って 直ぐ 橋やんのフライに小さなアタックが2度ほど有って、乗りはしなかったが彼は大はしゃぎである
(かなり 怪しい反応ではあったが・・・)
フライキットを購入はしたものの 結構ずぼらな彼は2度ほど地元の川で練習したのと、昨晩会社の駐車場で半時間キャスティング練習をした程度
ま そんなに簡単には釣れないよね〜
で その後1時間ほどは反応が殆どない、最初の頃高かったテンションも徐々に下がってきた頃
ようやく僕のフライを本命のアメゴちゃんが咥えてくれた
途中何度かヘアカディスに反応は有ったんだがどうも違うみたいなんで ソラックスダン#19にしたらようやく乗った貴重な1匹
アメゴちゃんが居る事を橋やんに見せられたので 正直ほっとした



いい流れとは言い難いが 渓魚が何故か残る S谷

よし ここからが本番だと 意気込む2人だったが 雨が”ざ〜”と降ってきた
暫くやって見たが 雨の勢いは増すばかりで”こりゃ駄目だ”と 一旦車に戻った

冷たい雨ではあったが おっさん2人連れの休憩は泡が必須
くだらない話を半時間ほどしていたら 下流から一人のフライマンが釣りあがって来たが 僕達と目が合うと竿を仕舞い下流に戻っていった
雨が上って来たので もう一度流れに戻って 橋やんの奇跡を釣り上げるべくロッドを振っていく

雨のお陰か反応は少し良くなったようで 橋やんのデッカイフライに何度かアタックは有るが乗らない
(キットに入っていた #14くらいのパラシュートとかアダムス)
大石と倒木のキャストが難しいポイントで 僕に20cm弱のアメゴちゃんが釣れた
が 明らかにネイティブではない 丸いヒレに荒れたお肌
何月に放流された魚か? 春先意外にも放流は行っているのだろうかと何時も不思議に思うのだが シーズン終盤にも生き残っている



僕のソラックスにはヒラタのニンフも hit!

正午過ぎ 遅めのお昼を食べながら 移動するかこのまま行くかを検討
まあ 今日のこの流れには先行者は居ない事と やっぱり障害物の少ない流れが良かろうと決め
”一日一川” としてやって見る

薄日が射していい感じになってきた
渓魚の活性も上がって来るだろうし 何とか気のいいアメゴちゃんが彼のフライを咥えてくれたらな〜と思っていたら
13時半 遂にヒット!
本命ではない ちょっと苦笑のナメタン(アブラハヤ)ではあったが フライ初心者の彼には嬉しい1匹
ドライフライで魚を釣る 難しさの先の楽しさを少しだけ味わえたみたいである

テンションを上げて 一応最終堰堤も攻めた彼のフライに2度ほどの波紋が広がったがまだまだ修行であった



ナメタンと橋やん                  橋やんと堰堤

堰堤チャレンジを終え さあどうする?時間はまだ早すぎるので更に上のネイティブ区間をアタックしてみるが
やっぱり彼のキャスティングでは投げられるポイントが少なく 苦戦していた

投げずらいポイントに無垢な渓魚が居ても良さそうな物だと僕がやってみるが
セレクティブなのか食べるのが下手なのか 反応はそれなりに有るんだけど 針掛かりしない、あそれとチビッ子だ
苦労はしたが 天然のアメゴちゃんに出逢う事が出来て良かった

M川なら何処に行っても この位の反応と可愛いアメゴちゃんが居る事を見てもらう事が出来たし
川遊びの楽しさ少々 と フライフィッシングの難しさを 見てもらえたかな〜と思う 一日でした



荒れた源流部に泳ぐアメゴちゃんとの出逢い




本日の釣果

nishide1号  アメゴちゃん 3匹



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