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2010年 8月29日(日) 晴れ  気温34度 水温16度

真夏の釣りは何処へ行こうか?涼を求めて岐阜は荘川水系に行きましょう
どうせそんなに釣れるとは思わないから 和気藹々 散歩気分で行きましょう

と fujita夫妻と早朝に出発
fujita夫が運転する白いローバーに乗って ドライブも楽しみつつ東海北陸道を”びゅ〜ん”と走り 荘川ICで降りた
僕の日釣り券を購入して向った人気河川の最初の川には点々と釣り人らしき車が見えたが、広い駐車場の辺りからやって見ましょうかと行ってみたら
正に今から行きますとロッドを担いだ2人連れが歩いて行ったので 断念し、別の支流に向った

其処には何故だか釣り人の姿は一人も無かった
そうなると 逆に不安な気持ちも膨らんでくると言う ハートの弱いフライフィッシャーの僕達だったが
真夏の渓流散歩はもってこいの流れだと心に言い聞かせ ゆっくりと変身だ

貸切の流れは下界とは全く違う爽やかな風が吹き 頭上を覆う木々が灼熱の陽射しにフィルターを掛け柔らかな光だけが降り注ぐ
後は渓魚が時折遊んでくれるのを待つばかり
待つばかり まつばかり
”う〜 釣れない・・・”



夏です いい流れです 目つきが悪いです

天候や水量は良い感じなんだけど ハイプレッシャー河川ではそれだけでは渓魚のヤル気は上がらないみたいだ
所々で魚が見えたり反応したりはしてくれるのですが釣れません
そんな中 9時16分に fujit夫が1匹の岩魚ちゃんの唇を捕らえた
それを見た僕は散歩モードを釣りモードに切り替えたつもりだったが 何せ反応がない
流れの筋は勿論 もしかしての小場所など有とあらゆる所にヘアカディスを打ち込んで行くが・・・
その時!柳の向こうに見える小さな分流に呑気にライズする岩魚ちゃんの姿を発見し チャンス到来
今日初めて訪れた好機にプレッシャーを感じた僕はキャストする事を暫し躊躇った
可愛らしい岩魚ちゃんを目にして”一投で決めなければ駄目だ”そんなプレッシャーに何処からどう投げたら良いのか迷っていたのであった

意を決して身をかがめ小さく2歩前進し逆ハンドから送り出したフライは 力が入り過ぎたみたいで
ターンを抑えてU字で狙った筈が キッチリターンしてしまい狙ったポイントの1m程右斜め上流に着水してしまったが
暫くするとそいつに気が付いた岩魚ちゃんがフライに向って泳ぎそして水面を割った!

こんな時 つい焦って早合わせで失敗しする事が多いんだが、今日は上手く合わせられラインがピンと張った
でもって その後は恰好を言ってられないので お決まりの空中遊泳キャッチを行い 荘川岩魚ちゃんとの出逢いを果す事ができた



渋い中にも 呑気な娘がい居ました

その後も貸切の流れでは有ったのですが、反応は渋いままです
そんな中 fujita夫が良形の岩魚ちゃんを釣り
僕も時間は掛かりましたが 小さな岩魚ちゃんを釣り いつの間にかお昼の時間
一旦川から上って 蕎麦屋の暖簾をくぐって蕎麦を手繰ります、勿論ビールは2本飲んじゃいました



今日 1番の美形岩魚ちゃん fujita夫のフライは何だったのか忘れましたが

食後はfujita夫の勧めでボサ川に向ったんですが、午前の釣りとビールで満足の彼は釣りよりも昼寝を選んだので
僕とfujita嫁で初めて入るボサ川の流れに挑戦です

釣り始めて数分後 小さな岩魚 黒っぽい岩魚が僕のヘアカディス#17を口にしたので
”この流れは良いかも〜!”と期待は膨らみ 反応もそこそこ有ったんですが、如何せんボサボサデで
キャスト出来るポイントは限られてるし、反応が有って合わせてもロッドが枝に当たるし、蜘蛛の巣は多いし エトセトラ えとせとら

、まだ陽は高いけど 諦めて竿を仕舞いました



ボサ川の岩魚ちゃん ボサ川のfujita嫁 自然は豊かです



今回の釣果

fujita夫 岩魚ちゃん 2匹
fujita嫁 残念賞
nishide1号  岩魚ちゃん 4匹



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