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2010年 5月30日(日) 曇り時々晴れ 気温14〜21度 水温12度

今日はライトな気分で下のほうのご機嫌を探って来るつもりで のそのそと起きたら7時前
天気予報を見たら 午後は雨予報に変っていたので少々焦り 早い時間に遊んでおかなきゃ〜っと高速道路に飛び乗った

O川に到着した時は 朝の陽射しが川面を照らしめっちゃ良い感じ
何時ものようにヘアカディスを結んで釣り始めると 最初のジャンピングアタックは空振りしたものの 瀬脇から気の良いアメゴちゃんが遊んでくれた



朝日に光る清清しいアメゴちゃん

目立ったハッチは無いものの 羽虫がちらほらと風に吹かれ それに似たサイズのヘアカディスでアメゴちゃんも 良い感じに釣れる
誰も居ない流れを一人占めし マイペースののんびり釣りだ
大場所でカワムツちゃんを釣って”苦笑”したが少し上で良型のアメゴちゃんに出逢えて”にっこり”
瀬で空振りし後方の木の枝を釣ったりしても大丈夫、気の良いアメゴちゃんがこの流れには泳いでいるようだから



カワムツ のち 良型アメゴちゃん

釣れ釣れの時間が1時間ほど続いたが その後パタッと食いが止んだ
雲が流れて来てお日様の光を遮ったせいか、誰かがいっぱい釣ってしまい魚の少ない区間に突入したせいか
フライをローテーションしつつ悩める時間を過ごしたが もう良いか〜とヘアカディス#17に戻したら何故だか分からないが
たて続けに4匹のアメゴちゃんが遊んでくれた



朱点の強いアメゴちゃん            雲って来ました     パーマークの太いアメゴちゃん

10時半過ぎに目的の区間を終了し 林道を歩いてWR−n1に戻る途中 雨が顔に当たった
降って来たって程ではないが、悩ましい感じになってきた
次なる目的の谷に移動すべきか?それとも雨の降らない間にこの流れをもう少し遊ぶか?

歩きながら考えた結論は ”移動” 当初計画のままに峠を一つ越えS谷に向かう事にした
WR−n1に乗って進んで行くと 「工事中通行止」の看板があったが、朝から何台もの車が下って来たのを見ているので通れる筈
しかも 数分前にバイクが上って行ったので、もし駄目だったらバイクもUターンして来るから分かるだろうと考えて進んで行く
結果的には通れたが それはバリケードの隙間を通っての事だった、工事をしている平日は確実に通れないだろう・・・

セカンドステージには2〜3台の車が停まっていたが、取りあえず空いているスペースに着いたら お湯を沸かしてカップ麺とおにぎりで早い昼食
どう見ても苛められた後の流れのようなので 落ち着いてから参戦する事にした
案の定 流れにフライを浮かべると3連続空振りだった
スレてはいるがヤル気が無い訳ではなさそうなので こちらのモチベーションも上がって結構真剣に渓魚を狙う
遠い目からの慎重なプレゼンテーションに反応してくれたのは 僕好みのチビッ子だった
釣れた事により心に余裕が出来てからは ヒットする確率も上がり 先ず先ず楽しい時間を過ごした

先行車の停まっている 二又、 何時も数回は反応の有るポイント
期待してフライを浮かべるも たった1度だけあった反応を空振りし ジ・エンド
多分右又の支流のほうが苛められている可能性は低いだろうと思い 進路を右に取った

読みが当たったのかどうかは定かでないが、空振りを2度やっちゃった後
狭い流れの掛け上がりで先ず一匹
そして 直ぐ上のこれまた狭い流れの中心で”ガバ!”良いサイズのアメゴちゃんにロッドを撓らせ楽しんだ



良いアメゴちゃんは凄く引きました

楽しいタイムを満喫し 渓魚をリーリースし ランディングネットを流れでシャバシャバし 上を向いたら
後方の林道を歩く二人の人影 見たこと有る感じのアベックは渓水’Sだ
大きな声を上げると 彼らも気が付いて手を振ってくれたので 僕は垂れたラインを仕舞うと流れから上がって林道に向かっい
暫く”釣れた〜?””釣れたよ〜!”なんて喋って 情報交換
その後分かれて 僕はサードステージとなるS川に向かった

橋から降りると直ぐに反応は有ったが乗らないが何度も反応は有って 結局フライに乗ったのは食い気漫々のカワムツちゃんだった
どうりで何度も反応するはずだと思ったが、中には本命らしき反応や影が見えたので少し粘ってみた

橋の上からはお爺さん2人連れが 「連れますか〜?」っと声を掛けてくれたので、「厳しいです・・・」と返事した
その数十秒後 プール上の瀬でフライを口にし”ギュイ〜ン”っとロッドを絞り込む本命に出逢えた
1対1 の楽しい時間を過ごし ネットにターゲットを確保したら後方に向かって「釣れましたよ〜」と声を掛けてみたが
件のギャラリーの姿は見えなかった
が 声が聞こえたのか数十秒後橋の反対側に居たお爺さんたちが再度上流側にやって来たときに 20cm強のアメゴちゃんを見せ
そっとリリースしたら
「なんや〜逃がすんやったらちょうだいな〜水槽で飼って孫に見せたいんや!」 そう言いながら河原に下りてきたので
釣ってあげたいような 釣れない方が良いような気持ちで 何度かキャストを繰り返すと 2匹のカワムツちゃんが釣れたので
「御免なさい、アメゴは釣れそうに無いです。」と伝えほっと胸を撫で下ろしながら 上流に足を向けた

彼らが諦めて岸辺から林道にも戻った瞬間 何てこと無い瀬の食い波から 別嬪さんが釣れたので
お爺さん達に気付かれない様に チャチャット写真を撮って素早くリリース

その後も 雨予報に反して気温の上がった流れで 予想以上に楽しい出逢いを重ね 気が付けばもうすぐ三時



ヤマツツジの咲く流れ           チビッ子アメゴちゃんが育つ流れ           カジカ蛙の居る流れ

ああ あのプールは一昨年 fujita夫が良い魚を釣り上げたポイントだ
そこだけやったら竿を仕舞いましょうと決め
最後のドレッシングをヘアカディス#17に施し さっき迄以上に丁寧なアプローチとプレゼンテーションを心がけ左岸側を進んで行く
下の方から徐々に攻め ど真ん中で釣れちゃったのは 小ぶりのカワムツちゃん・・・
”あ〜終ったかな〜”
そう思いながら 流れこみ迄やってみたが 反応は無かった
少しザバザバと流れに立ちこみ 右岸側の反転流に駄目もとでリーダーキャストでロッドを高く上げフライを浮かべゆっくり漂わせる
その三投目で 突然水面を割り ジャンピン食いで渓魚が飛び出した
反射的に煽ったロッドは 早合わせに成ってしまった感もあったが 追いあわせを入れるべく2歩程下がってロッドを更に後方に向けると
”ずず〜ん!” と重い引きだ
捕食の瞬間に良型のアメゴちゃんだと分かったので 後は無事ランディングする事を目指した
こんな出方では チョン掛かりやスレが多いので楽しみつつ・ドキドキしつつ ロッドを曲げるターゲットとの楽しい時間を過ごし
頃合いを見 ラインを手繰りつつ さっき下がった分よりも2歩程前に出たらネットを手にし ランディング
顔でかの大きなアメゴちゃんは 僕のヘアカディスをガッポリ飲み込んだ食いしん坊さんだったみたいで 心配して丁寧にランディングするまでも無かったみたい



ラストフィッシュは期待以上の別嬪さんだった

気持ちよく竿を仕舞える
がその前に この別嬪さんを少しでも綺麗に撮影しようと何度もシャッターを切った 10回以上は切った
そして 感謝のチューをして リリースする

フライをティペットから外し リールを巻いてラインをスプールに収める
ランディングネットを 流れに何度か濯いだのち ”シュッ シュ”と水を切って背中に治してたら
本当に今日の川遊びの終了だ

あ〜良き日かな




本日の釣果 アメゴちゃん沢山釣れました
MAX 25cm



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