２０１０年 5月16日（日） 晴れ 気温14〜20度 水温１１度
先週良かった谷へ 昨日 ＴＲＯＵＴ ＷＩＮＤＯＷ トラちゃんが行って良かったと聞いて
今日は渓水さん達を誘って行く事になった
先週も昨日のトラちゃんも気温が上がってからの方が魚の活性も良かったと 同じ意見だったので
渓水さんアベックックの事も考え 10時に車止めで待ち合わせ 僕は一足先に下の区間をやってみる
最初こそは反応が無く、流石に苦戦かとも思われたが
８時前 最近はあまり良い反応の返ってこなかった白泡脇の食い波から良型が飛び出した
ゆっくりしたライｽﾞフォームでヘアカディスを吸い込み ゆっくり帰って行こうとするが そうは問屋が卸さない
一呼吸置いて ”グイッ” とロッドを立てると ”ググ〜ン” と力強い引きが腕に伝わってくる
引きっ引かれっ 楽しい時間を過ごした後 背中のネットを流れに浸し少しふやかしたのち ネットイン
第一匹目が 黒糖色の良いアメゴちゃん 何て幸先が良いのだろう
美味しそうな 良い娘が居ましたね〜
続いて現れたのは 最近めっきり見なかった 超〜チビッ子
こんな娘が居ると言う事は まだまだこの流れは大丈夫 大きいのと出逢えるのも嬉しいけど小さいのも同じくらい嬉しいのだ
おっと 今度は中学生サイズのアメゴちゃん
色んなサイズが健全に育っているって感じです、このままず〜っと行って欲しいと思いますね
ｎｉｓｈｉｄｅ １号の 本領発揮
そして大場所
今日はこんな場所ではなかなか釣れなかったけど、ここの娘はサービス満点だった
何投めかは忘れたが 結構投げて ”やっぱり出ないな〜” と諦めかけて時
派手なジャンプで飛び出したので 反射的にロッドを煽った
上手くフッキングしたかどうか？だったので追いあわせを入れると確かな手応えが有る
２〜３歩さがり更にテンションをかけると ”キュンキュン”とターゲットが水中を走る
思わずニヤケながら ラインを手繰りながら 今度は２〜３歩水中に入ったらネットを外して お迎えだ
これまた 美味しそうでしょ！
結構なハイペースで １区間を楽しんだので 少し早かったが待ち合わせの場所に向かうと
そこには既に渓水アベックの姿
「おはよ〜」 と声をかけると 「おはよ〜釣れた〜？」っと言われたので
笑顔とともに Ｖサイン
２人の変身が完了すると ３人で入渓ポイントに向かう
藤が紫 空木が白 釣りのシーズンを表す花が咲く中 妄想を膨らませながら歩き流れに到着すると
カジカ蛙が出迎えてくれた
「いらっしゃいケロロ」
朝の調子で行ければ良かったんだが 天気予報とは裏腹に雲が流れ来て風も吹き気温が上がらない
苦戦する三人が交代で釣り上がっていくが 薄い反応と不味い空振りで 渓魚になかなか出逢えなかったが
幸運にも僕がロッドを振りながらポイントに近付くと
白泡の切れ目から１ｍ程下のカケアガリでウロウロしている魚影を発見！ 先ず先ずの大きさのアメゴちゃんだ！
後方を振り返り ”居るよ〜” っとゼスチャーで報告し
第１投 ”あちゃ〜全然違うレーンにヘアカディスが〜” でも全然違いすぎたので魚にも気が付かれなかったのが良かったみたいで
第２投 狙い通りに白泡の切れ目に着水したヘアカディスがアメゴちゃんの頭上に向かってを流れて行く
”あれ？興味がなさそうだな？”そう思いながらも流し切ろうとそのままにしておいたら
奴が突然反転しフライを追った！
”マズイかも！” もう少し行くとヘアカディスにはドラッグが掛かりそうだし、追い食いだとフッキングする確率が・・・
幸か不幸か ”バシャ！”っと水面を割ったので 意識的に一呼吸置いて”お願い！”っとロッドを立てる
”ギュン！”とロッドが撓って奇跡のフッキング成功！ ”ガクガク”と頭を振りながら抵抗するアメゴちゃんが今度は流れに乗って下流へ
ヤバイと思ったがもう止められない 拝むようにロッドを立てながら瀬を２つほど下ったが 幸運にも奴と僕はつながっている
もう一度下られると 厄介だ、ここで決めようと やや強引にラインを手繰り逆Ｕ字に曲がるロッドを更に高く掲げると同時にネットを差し込んだ
幾つかの危機は有ったが 今僕のランディングネットの中には 良型のアメゴが喘いでいる
アベックに僕の恰好良い姿を披露できました◎
その後 少しは反応が上がった感もあったが 食いは渋く
何匹かのアメゴちゃんの姿も見えはしたのだが・・・何度かおちょくられた
僕の目論見では
晴れ→ハッチ多数→アメゴちゃんやる気→ライｽﾞも有る→釣れ釣れ→女子も喜ぶ
と言う構図だったんだが・・・
ま これがフライフィッシングの難しくて面白い所なんだよね〜
見える魚を 仲良く狙います
これに懲りずに また遊びましょ〜ね
本日の釣果 アメゴちゃん８匹
ＭＡＸ ２５ｃｍ
