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2010年 4月28日(水) 雨のち晴れ  気温7〜23度 水温8度

又も連休 今回こそと 妄想を引っさげ木曽へ向かうが、やる気をそぐように雨が降ってきた
そのせいかどうか目的の車止めには誰も居なかったが、合羽を着ての出撃にテンションはイマイチ上がらない
水が引いて良い頃合いを狙って来たつもりだったが、水量も思ったほど減っていなかった・・・
かなり強引に流れを渡って左股を釣りあがっていく
割と直ぐに反応は有ったが、乗らない! 乗らない!その後たまにしか反応しなく成って来た→殆ど反応しない
”く〜最初の2匹を大切にしなかったバチが当たった〜”
と反省してもしょうがない、行ける所まで行ったが 流れを散策・探索しただけで通らずだ・・・

今日もイマイチ行けてない僕は とぼとぼと来た渓を下って右股に戻った
さて こっちはどうかな?と進んで行くも こちらも沈黙の流れ
この間と同じ 巨大堰堤下100mポイントで何とかしなければと念入りにヘアかディスにドレッシングを施し
大石の上からその上流の反転流に願いを込めてフライを浮かべると
今までの沈黙がウソのように何のためらいもなく ゆ〜っくり ”パ〜ク〜” っと口を使った
完全に口を閉じ向きを変えるのを見計らってロッドを斜め後方に引くと ”ググッ!” よ〜し乗った
大切なファーストフィッシュを逃がして成るかと テンションに注意しながら大石を超え ラインを手繰ってランディングポジションに付くと
背中のネットを左手で外し少し水に馴染ませてから 最終アクション
良型の岩魚君は結構大人しかったので 竿を立てると真っ直ぐネットに収まった
”ふ〜良い娘が居て助かった〜” 感謝!感謝!である



読みが外れてまだ水が多かった・・・でも釣れて良かった

実はその時既に 13時前 お腹も減っては居たんだが
気温がぐんぐん上がりハッチも増えて来ているから 当然堰堤までは行くぞ〜っと進む
すると対岸の岩の影で1匹、 もう少し上の巻き返しで1匹 連続でバラシタ・・・
なんて下手なんだ僕はと思いながら 辛うじて2匹目の岩魚ちゃんとの出逢いを果したものの 堰堤でもバラシで本日の前半戦終了

おにぎりを頬張りつつダムの上に向かう
こっちも誰も居ないのでゆっくり落ち着くようにお茶を飲んだ、そして汗臭くなった合羽を車内に干したらウエーダーも脱いじゃって
今期初 ソックスウエーダーの登場だ
身軽になって流れに降り立ったら 流れにそっと足を浸した
”冷や〜” 当然だはな、でも気持良い気温は20度を超えているようだし相変わらずハッチもある

最初の大場所 流れ出しに念のためフライを投入する
まず居ないだろうと結構無造作に投げた3投目で まさかの影が浮上しフライを観察・・・
”食って” の願いも空しく帰っていこうとする影 が無造作キャストが奇跡を生んだ
ドラッグが掛かり不自然な動きをしたヘアカディスが彼の気持に火を付けたみたいで 急旋回すると”バシャッ!”っと水面を割った
”なははは〜釣れちゃったよ〜”
サービス満点の 透きとおる様な岩魚ちゃんに感謝しリリース そして ヘアカディス#17にも感謝のお化粧直しをしていたら
右岸岩よりの反転流で静かなライズを発見し テンションが益鱒アップ
少し気合が入りすぎ 最初の2投は奥へ行きすぎ無反応・・・修正した3〜5投目も反応が無かったので見切られたかな〜
と思った次の6投目で出た!
静かな波紋を 静かに合わせると 良い引きが返って来た
安全に取り込める膝ほどの流れまで彼女を迎えに行くと 水の冷たさなって感じない 幸せな気持だけを感じながらのランディングだ



暑い日の岩魚ちゃん最高! ソックスウエーダーで気持E!

流石にもう居ないだろうと思ったが 投げれる所は全て投げるのが僕の流儀だ
駆け上がり、流芯もそこそこ丁寧に進み 左岸側の白泡切れ目にフライを浮かべて数投め
まさかのヒット! 期待を裏切るタナビラちゃんが飛び出し ウハウハの3連続ゲットだよ〜

その後も暖かな陽射しに誘われた渓魚が 気持ちよく遊んでくれて いつの間にかこの前から連続ヒットポイント
流れ出し・流芯・駆け上がりは無反応、右岸脇で空振りをこいてしまったがまだ連続ヒットポイントの巨石下の巻き返しがあるので余裕だ
しかも 20cm強の魚が大口を開けて待っているのが見えるではないか(嘘じゃないよ本当だよ)
”ウッシッシ”と思いながらフライにドレッシングを施し スラックを出来るだけ入れてターゲットの手前1m程に上手い具合にプレゼント
ユルユルとフライが反転流に乗って流れて行くと 大口君がスーッと寄って来て ”パク!”
僕も”いただきま〜す!”でロッドを立てた が・・・ すっぽ抜けちゃったよ〜・・・



定番ポイントだったが、やっちゃいました・・・

やっちゃったモノはしょうがない、気を取り直して進んで行く
その後 3匹の岩魚ちゃんが遊んでくれ 17時に竿を仕舞った



岩魚ちゃんて可愛いね

コンビニで晩飯やなんや買出しを済ませ 三岳の道の駅で落ち着いた
ビールを飲み始めたら スケボーの若者達が集ってきて遊び出したので ちょっとウザイな〜と思っていたら
ラジカセまでセットして music付きでやり出した
最初はレディガガかなんか流行りもんみたいだったけど 徐々にJレゲになって ”おイイジャン若者!”って感じ
こっちもビールから焼酎になって リラックスし気持ちよく就寝



2010年 4月29日(金)昭和の日 雨のち晴れ  気温10〜23度 水温8度

6時前に目が覚め 歯磨きやらを済ませて S沢に向かっている間は雨なんて思ってもいなかったが
到着と同時に風が変って雲がやって来た
まだ早いし寒いので暫く様子見だと思っていたら 雨が落ちて来た
小一時間待ったが止みそうにない、折角だからと合羽を羽織り少し竿を出してみたがカラッキシだった

雨の中K川に向かって移動 BGMは Jレゲ ムーミンで行った
途中で3台 車止めに4台の車が有ったので少し下って入渓 手がカジカム程の冷たい雨の中
厳しいだろうな〜と覚悟を決めて入ったら 意外と反応は良く 小さなタナビラちゃんが遊んでくれた
とは言ってもキャッチできたのは2匹 弄ばれたのは数匹
雨も上がり 陽射しがチラホラして来た頃 二股の少し上の溜まりで 可愛らしい岩魚ちゃんにも出遭えたので先ず先ずだな
この先は車止めの釣り人達がさんざん苛めただろうから難しくなる前に釣れて良かったよ



激戦区の手前で よかった

でも退渓点までは激戦区を数十メートル行かねばならん、駄目もとで行こうとすると流れの中に魚が浮いているのが見えていた
”え?もしかしたら釣れるんじゃない!” そう思いフライを浮かべてみると 時折鋭いアタックが来るが食わない
しっかり学習しているような渓魚たちにドキドキしながら弄ばれ 退渓点へ

と 少し上の反転流に 又も魚が見え小さなユスリカが陽射しの中で舞っている
小さなヘアカディス#19にしてラストチャンスとばかりにフライを浮かべてみたら 食った! が バレタ! 食いが浅いみたいだね〜
で またその10mほど上流に 又々魚が見える
今度は ソラックスの#19にして 今度こそとキャストする事数投 ”食った!” ロッドが撓った
してやったりでラインを手繰る が バレタ・・・・

11時半 モヤモヤを残しながらも オニギリを食べながらO川に向けて移動

ここも車が2台有ったので 距離を取ってから流れに立った
合羽も脱いだし 大らかな釣りがしたかったので フライはヘアカディス#17で
直ぐに小さなタナビラちゃんが釣れ ホッと一安心 で フライのドレッシングをし直し 上流に目を移すと あれま釣り人が見えた・・・
こりゃいかんと さっき来た薮を戻って 更に上に移動

再入渓した 一発目のポイントで 23cm程のタナビラちゃんが釣れた喜んだが 鰭の傷ついた放流魚だったので少しがっかり
でも その後は居つきの可愛い タナビラちゃんや岩魚ちゃんがヘアカディスに遊んでくれたので
14時過ぎに 気持ちよく竿を仕舞いました。



居付きの渓魚達に遊んでもらいました

あ〜今年も木曽で遊べる事に感謝です!




お山には まだまだ雪が残っていました



28日の釣果
岩魚ちゃん12匹 タナビラちゃん2匹

29日の釣果
岩魚ちゃん3匹 タナビラちゃん9匹




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