２０１０年 4月11日（日） 晴れ時々曇り 気温12〜20度 水温10度
昨夜の反省会を経て 今日の僕たちは違うゾ！ そういう意気込みのもと
ＤＥＥＰ ＰＵＲＰＬＥ ： ＳＭＯＫＥ ＯＮ ＴＨＥ ＷＡＴＥＲ
Ｒｉｔｃｈｉｅ Ｂｌａｃｋｍｏｒｅ の”ギュンギュンギター”に乗りに乗って流れに向かう
なぜ？ＡＭＡちゃんフォレスターの音源に？
昨日はとは違うＭ川の流れに向かうは、 ｆｕｊｉｔａ嫁・ＡＭＡちゃん＆僕ｎｉｓｈｉｄｅ1号の3人は
八時半前に目的の駐車位置にて変身し好天予想に日焼け止めを塗ってから 暫く歩いて目的の流れに
先ずは反応が現れるまでと チャラッとした流れを僕が渓魚のご機嫌伺いに ソラックスダン＃１９を浮かべて行く
１０分 １５分と沈黙だった流れに ”キラッ” 第一反応があって竿を立てたらラッキーな出逢い
居付きの可愛いアメゴちゃんが僕の手元に寄って来た
チャラ瀬から可愛いアメゴちゃん
そこから順番に釣り上がって行くと 良さげなポイントでｆｕｊｉｔａ嫁
いかにも渓魚が飛び出しそうなんだが、ヒラキでも流芯でも白泡脇でも反応がない
おかしいな〜見ていると とてつもなくテクニカルな左岸奥の白泡脇
50ｃｍ四方の巻き返しにソフトなプレゼンテ−ションを数度繰り返したかと思ったら 突然影が忍びより水面を割った
”バシッ！”っと合わせた彼女のロッドは 気持ちよさそうなカーブを描き弓なりだ
後方で歓声を上げる僕たちの視線を釘付けにし
背中のネットを引っぺがし颯爽とランディングしたアメゴちゃんは 美しい２１ｃｍの超美形であった！
右の奥の奥から現れた 渓流の女神！
いや〜いい流れだ〜 とか言いながら 多くはない反応に弄ばれながら進んで行くと
１０時５５分 今度はＡＭＡちゃんの笑顔がほころんだ
「ソラックスダンの小さい目だと 来る前から言っておいたのに準備せずにやって来るからだよ〜」なんて冗談を跳ね除け
好天の光の中 手にしたアメゴちゃんに 喜びも一入のようである
スミレ咲き〜笑顔弾ける〜〜三重の川
ハッチは益々増しては来たが アメゴちゃんの反応は相変わらずクールで賢い
ポツリ・ポツリ と遊んでもらいながら遂に最終ポイント
ＡＭＡちゃんが 緩くなったヒラキの下で ライズするアメゴちゃん（小）を発見し ワクドキでチャレンジするも
１投目で気付かれ・・・ 上の大場所で”バシャッ！”っと反応するも乗らず
前々回良形の出た巻き返しも最後にやってみたが反応無く終了。かと思ったら、珍しくｆｕｊｉｔａ嫁から
「プール上の二つの段々をやって見てもよい？」っとの発言
どうやら昨年そこで良い子と出逢えた思い出が蘇り モチベーションが上がっているみたいだった
実は僕の予想では”春先にそのポイントはキビしかろ〜”と言う思いだったが
彼女は１段目のスポットで２度の反応を誘発し 僕たちは”おお〜居るじゃん！”と驚きの声を上げたが・・・
が！しかし！ｆｕｊｉｔａ嫁はそれでは終わらなかった
２段目の小さな反転流に信じられないほど丁寧なプレゼンテーションを繰り返し 又もや水面が割れ、遂にロッドが撓った
ラインを手繰りつつ 引き寄せると １段目の段差も２段目の段差も難なくクリアし
大場所の緩い反転流に推定22ｃｍのアメゴちゃんを誘導
２〜３歩歩み寄りながら 背中のネットを外し いよいよランディング！
と その時！
最後の抵抗でローリングしたアメゴちゃんの口からフライが外れ ロッドの撓りが解けてしまった！
それでもアメゴちゃんは水面でバシャバシャしていたので 彼女はランディングネットを水面に差し込もうとしたが
奇跡は起こらなかった・・・残念
ワクワク・ドキドキの ラストポイント
汗をかきながら川通しで車まで戻り、更にＡＭＡちゃんフォレスターで少し下って 桜の咲く東屋で遅いランチを取った
桜の主役はソメイヨシノから八重桜等に移ってはいたが 何とも言えず気持ちの良い昼下がり
幸せ気分をいっぱい貯めたら そこから歩いて流れに入った
大島桜も満開です
だが か細い流れに渓魚の反応は無かったので林道に上がったら 上手から１０歳くらいの少年が歩いてきた
右手には仕舞った振り出し竿と餌の箱 左手には杉の葉に吊るした１匹のアメゴを持った 釣りキチ三平のような少年
僕が彼に「釣れた？」と問うと
満面の笑みを浮かべ 「１匹だけ！」 そう答えると 左手を少し上げてくれた
彼の笑顔に僕たち３人の心は 一気にｈａｐｐｙ！
川の話をしながら 彼の父親の待つゲートの所まで 一緒に歩いて下る数分間
三平君の笑顔が心に焼きついた
で まだ少し時間が早かったので お助けＳ谷でもう少し遊んでから 帰路についた
本日の釣果
ｆｕｊｉｔａ嫁 アメゴちゃん ２匹
ＡＭＡちゃん アメゴちゃん ２匹
ｎｉｓｈｉｄｅ1号 アメゴちゃん 6匹
