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2010年 1月17日(日) 晴れ時々曇り  気温0〜9度 水温?度 冷たい

前夜に津と大阪と滋賀から応援部隊が我が家に集って おでんパーテイで十分に楽しんだ

翌朝 起きたらこの冬初めて我が家の周辺は霜で真っ白な冬らしい朝であった

のんびり朝飯を食ってからフォレストピアにみんなが集合
jasse 渓水&sakurako TROUT WINDOW dunkeld中村 おのP AMAちゃん まりこ 藤田夫妻 nishide2号 そして僕
宮川を大切に思う 12人が集合した

久しぶりに顔を見合わせ た面々が再会を楽しんだ後 2班に別れ WVBの回収 jasseたちはS川 僕たちはO谷へ向かった

好天の中 寒い寒いと言いながら(僕は余り寒い感じは無かったが)霜柱を踏みながら変身
期待に胸を膨らませながら流れに降り立った



天気の良い中 O谷回収組 おのP nishide2号 AMAちゃん まりこ 中村ちゃん

先ず第一ポイント
絶対に其処に設置したはずのボックスが無い! 川の深さが変わっている? 辺りを相当探したが無い・・・
そうです WVB設置後にチョット強く雨が降った日が有ったのが 実はM川では相当な降りで川が増水したみたいで
発眼卵の入ったWVBは激流に流されてしまったのです

第二ポイント
ここは無事ボックスを発見する事が出来ましたが、大き目の石でガードした籠が砂で埋まっていて
籠の中に2個のWVBを仕込んで有って
その一つ目の中には相当の砂が詰まっていていましたが、開けてみると十数匹のアメゴちゃんの稚魚が居て一安心
もう一つは開ける前から稚魚の動きで波打つほどの勢い!そうです沢山の稚魚が僕たちを待っていてくれたのです!

第三ポイント こいつも砂に埋まっていましたが 何とかセーフ

第四ポイント流され見つからず、第五ポイント流され見つからず

最終 第六ポイント
砂に埋もれながらも何とかWVBは健在で 稚魚の姿も無事に確認出来 少々安心

6箇所の埋設ポイントの半分が流され 残ったボックスも砂まみれ
WVBを開けるといつもより死卵も多(1箱あたり20は死卵が見えた)かったが 生き残っている稚魚も確認出来た
厳しい自然 いや あの台風以降荒れた山川に少し多い目の雨が落ちると流れは濁流と化し沢山の土砂が流れるのであろう
そんな過酷な条件の中 生まれたアメゴちゃんたちがきっと逞しく生きてくれると信じるより僕たちには術が無い



砂に埋もれた籠 その中のWVBも細砂相当入って居ましたが 何とかアメゴちゃんが生きていました。 その子たちを緩い流れに返すAMAちゃん

WVBさえ流されなければ 過去の実績は 生存率いや孵化率 90%以上であったが
今年のこっちの流れでは 生存率 0.5*0.6=30%くらいだろうか?

そう思うのと同時に 次回の放流は何処にどんな風にすれば良いのだろうか?との考えが浮かんだ
例えば 
@もっと目の細かい籠でWVBを保護し砂が入らないようにすれば?
→ 砂は入らないかも知れないが目詰まりを熾しフレッシュな水が流れない。孵化したアメゴちゃんが外の流れに泳ぎだして行けない。
→ 駄目だ
Aもっと上のほうの支流が始まる源頭部で放流するなら
→ 水が涸れるのが心配。そこまで行く事自体が大変
→ イマイチ
他には ? ? ?

そんな事を考えながら 林道をフォレスター2台で下って行く
600〜700m程下った所 干上がった川のほうを見つめていた おのPが 「あ〜あれは? ちょっとSTOP!」
そう言ったので車を止め 川の(全て川原だが)左岸側に 青い籠らしき物体が見えたので 回収に向かうと
間違いなく 僕たちの籠の”破片”だった・・・

自然のパワーを再確認したのと同時に 少しでもゴミを回収出来たのが良かった



青い籠の一部

フォレストピアに戻ると 当然の事ながら S川班は既に喫茶で珈琲を飲み干し歓談も終了した模様

別班の状況を聞くと 1箇所は流され行方不明であったが 残りは全て回収出来た
が やはりこちらもボックス内に砂が堆積し負荷率はちょっと悪いような話だった



本日の回収隊 中村ちゃん トラちゃん AMAちゃん sakurakoさん 渓水さん
   fujita嫁 まりこ nishide2号 fujita夫 jasse師 おのP

皆様 ありがとう&お疲れさま と言う事で
一富士で暖かいちゃんぽんなんぞ食して 平和に解散しました





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