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2010年 1月10日(日) 曇り時々雨  気温1度 水温3度

連休だし、天気は先ず先ず良さそうだし、雪も積もったらしいので天川二向け朝6時半に出発
年末の天竜川では あわやボウズという厳しい釣りだったのでの今日は心優しい虹鱒君に遊んでもらおう、そんなつもりだった

天気予報は晴れだったが曇りがちの空、まだ暗い道路は明け方に雨が降ったようで濡れていた
それでも名張を越えるまでは快調なドライブだったが
室生に入って暫く 若干の上り坂で前方に見える車が結構ゆっくりだな〜と思いつつ 少しアクセルを緩めながら右カーブに進入
”ズリ” っとWR−n1が滑る・・・ ”やば!” っと思い フェザータッチでブレーキを気持ちだけ
左に見えるガードレールまであと数十センチ ”あ〜あ 逝っちゃうかな・・・” そう思ったが ラッキーにもグリップが戻り ”生還!”
時速は確か50km/h〜アクセルoff 上り坂だったのが幸いしたんだと思うが、もし下り坂だったらと考えるとゾッとした
ほんの一瞬の出来事であったが 色んな事を考える瞬間だった

その後 暫くは超安全運転だったが
慣れてくる→凍っていない→チョット早くなる→大丈夫ジャン→でも一応安全運転→チョット滑る→結構安全運転→慣れてくる
中途半端に所々凍っているからストレスが溜まる、スタッドレスを履いていても氷には弱い、いっその事雪のほうが安全だ〜
なんて考えながら 黒滝を超えて行くと徐々に雪、 最後のトンネルを越えると路面は真っ白しかも下り坂の右カーブ
危険危険とギアを3速に落とし そろりそろりと目的地に向かい9時過ぎに漁協に到着で一安心

新年の(遅い)挨拶をして券を買ったら 3番だった、こんな日に釣りをする好き者は少ないのだ

変身していると漁協の兄さんがやってきて 「Nさんの写真を撮りたいので釣れたらキープしてくださいね」そう言われたので
コンビニ袋をベストのポケットにねじ込んで トンネルすぐ上のプールに入った

今年の釣りを占うべく いつものヘアカディスをティペットの先に結びドレッシングを施す
若干のプレッシャーを感じながら流れにフライを浮かべて行くと ”もやッ” と第一反応が有ったが乗らない
でも これで行けると言う気になったので ほぼ沈黙の流れにキャストし続けた結果2度目の”もや”にロッドを立てたら
めでたく 2010年最初のHit! 久振りの感触は 寝ぼけ虹鱒だと思ってたら”結構力強い”いい感じである
先ずは1匹と、素早くランディングし写真を撮ってからランディングネットの持ち手に石を載せての確保完了

暫くドライでやって見たが、その後は全く沈黙・・・ それでは次はニンフで行こうとシステムを変更し
2匹目の魚を掛けた時 漁協の兄さんがやって来た



寒そうだけど風が無いのでそれほどでもない   ドライで今年の初虹鱒君  ニンフで2匹目虹鱒君

そのプールには 大きい魚も見えたので結構粘ってみたが 釣れる虹鱒君は元気な20cm位ばかりであったので
移動して釣り上がって行くことにした

そうそう、今日は最近買ってみた TMCループインジケーターと言うのを使ってみています
ティペットを折りたたんでインジケーターのループに通しくるっとくぐらせるだけでセットでき、タナの変更も簡単に出来る
扱い易い優れものですね
ただ僕が買ったのはイエローだったのでここの流れで今日のように微妙な当たりしか無い時は若干見辛かったです



天川の流れ   ループインジケーター+カラーショット+イワイキャスパーで釣れました

ちょっと 早い目にお昼に戻ると 朝居た車しか無いやっぱり今日のお客さんは3人だけのようだ
お湯割りとカレーヌードルでゆっくり暖まったら 冷えないうちに午後の釣りに向かう

殆ど貸切の流れに フライを投じながら釣り上がって行く
ドライフライにポツリポツリと飽きない程度で虹鱒君が遊んでくれる
何だか一般渓流の解禁当初の寒い日に釣っているようなリズムだ

上流に進んで行くと 全く反応が無く魚影も見えなくなったので、トンネル下に移動し再度ドライフライを浮かべていく
薄い反応、でもたまに釣れる
そして残り1時間は 最初に入ったプール(ここが一番魚が多くて大きいのも見える)に戻り 最後までやってみた
ドライで1匹 沈めて3匹の虹鱒君が遊んでくれたが 大きいのは釣れなかった

こんな雪の積もった日にほのぼのと優しい気持ちになれたのも 川が綺麗だからだろう



ツララを手にしてみました             雪と虹鱒   



本日の釣果

虹鱒君 15匹くらい


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