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9月5・6日(土・日) 晴れ  気温 21〜29度 水温16・18度

釣りシーズンも 残す所あと1ヶ月を切った
さて今日の午後からは”宮川意見交換会”なので遠くへは行かずに
交換会で発眼卵放流の成果も報告できればと 近場のS川へ向かい竿を振る事に

天気は最高! 水量は若干多い目! の言う事無しの流れに竿を振り始めると
何と!一番最初に釣れたのは オレンジの爪でフライを鷲掴みにした 沢蟹君・・・
その次から釣れて来るのは グリーンラインの眩しいカワムツ君・・・
水量は良い感じなんだが ちょっと里川過ぎるかな〜なんて思いながら上流に進んで行くと ボチボチと本命のアメゴちゃんが遊んでくれた



沢蟹ゲットだよ〜 良い流れだよ〜 ちびっ子アメゴちゃんだよ〜

ここぞ!ッと言う本命ポイントでの反応は殆どなく、脇の流れ・竿抜けポイントにしか遊んでくれるアメゴちゃんは居なかった
沢山の足跡がある入り易いこの流れには 沢山の釣り人がやって来るのであろう

暦の上では秋はすぐそこだが 夏のような日差しはまだまだ強く 僕はまだウエットスタイルで川遊びを楽しんでいる
気軽にザバザバ水に浸かりながら行けるのは嬉しいが、温暖化という言葉も気にはなる



カリガネ草?の花 そこで蜜を集める熊蜂

2時間ほど釣り上がったら、一旦上がって車を上流に移動させ 再入渓
時間か?場所か?少し反応が良くはなってきたが、空振りも多発
しっかり教育が行き届いているみたいな渓魚を相手に 更に1時間半の楽しい時間を過ごし気が付くともうお昼を回っていた

急いでお昼を済ませ ”意見交換会”会場の林業センターに向かった



魅力的な流れはまだ健在です

あ 意見交換会結は結構有意義でしたよ

水産総合研究センター(栃木県)から 中村博士を招き ゾーニングや産卵床の話を伺い
三重大生物資源の原田先生とそのメンバー・漁協の方々・三重渓流クラブの面々・大台自然学校の大西校長
そして 我らが jasse氏 と 僕nishide1号

宮川を良くする為の意見が多数出て まずまず有意義な時間でした
こんな風な 会 が継続的に行われ、流れを良くするための実働を行っていければ良い流れは残って行くだろう
僕でお手伝いが出来る事は ドンドンお手伝いして行こうと思います



本日の釣果

nishide 1号 アメゴちゃん8匹 蟹1匹


翌日はfujita夫と 黒部行きの練習もかねて歩きの多いT谷へ向かった
割とのんびりめに出発したので 9時過ぎに車止め・らっきー・誰も居ない
10時前にロッドを振り始めると すぐに”ガバっ”と来たが 残念ながらバラシちゃった
ま いいか〜 この先も反応は上場に違いない と思わせるバラシだった

ところが予想に反し 渋々な反応の流れに首をひねりながら ようやくアメゴちゃんと出逢えたのは 10時20分
何時も魚が付いているポイントにしつこくヘアカディスを流し続けた結果
波立つ流れの底からフライを追って浮上する渓魚の姿がクリアな水のおかげで見えた
”頼むから食って!” の願いが通じたようで 水面が弾けロッドが撓った



良い流れでロッドを振るfujita夫             やっと出逢えたアメゴちゃん 狭い流れの中央で出逢った

ここの流れにも足跡が幾つかあるので 釣り人がやってきて アメゴちゃん達にプレシャーを掛けているのは間違いない
渋い流れでは有ったが
調子を掴んだ僕は 適度にアメゴちゃんを釣って行くが
調子を掴みきれない fujita夫は深い迷宮に迷い込んでいるようだったが
晴天の川原でおにぎりを広げ一息入れたら リズムが変わったみたいで彼のロッドが弧を描いた

フラットな流れが途中で右側へ分流しするポイントに スラックを入れたキャストでプレゼンテーション
ふわふわと流れるフライが分流に差し掛かる手前で”パク”っと来た
急ぎつつも慎重にランディングすると fujita夫の顔に白い歯が光った



       ここのルーツっぽいアメゴちゃん       優しくリリースする夫

調子を上げてくるfujita夫に慌ててのか 今度は僕が空振り病に陥った
良い流れで 良い出方をするようになってきたのに・・・

秋の源流 そろそろ奇跡の大物が姿を現しても良いんじゃな〜い そう思いながら進んで行く2人
時折 風を切ってカワガラスが飛んで行くので 何がしかハッチも増えているに違いない
最終の大場所に期待を込め fujita夫がキャストを繰り返すが
小さな反応が1度あっただけで奇跡は起こらなかった

2時前であったが竿を仕舞って 川通しに下って行くと
釣り損なったアメゴちゃんたちが 流れに戻って鰭を揺らしているのが見えた



ラストポイント 毎年何度もチャレンジするが・・・ 居るんだろうけどな〜

川通し〜林道を下って 車止めに戻り変身を解いていたら 林道を登ってくるトラックの様な音が近づいてくる
こんな時間に工事車両が何しに上って来るのだろうか?と思っていたら
何とキャンピングカー!しかも乗っていたのはグロちゃん!!
明日 三瀬谷ダム湖の桜の健康診断を依頼されたので 今からちょっと釣っろうとやって来たそうです
これには流石に驚いたね!
”イブニングまでやろうかと思っている”と言う彼に ”一人なんだから十分に気を付けて早めに上がってね”と言って分かれた
(翌日 良い釣りができたとメールが来ました)



本日の釣果

fujita夫・nishide 1号 数匹ずつ楽しみました

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