６月 ３日（水） 曇り 気温 度 水温13度
良い天気とは言えないが、土日に降った雨の水が収まってきて良いかもしれない？
そんな目論見で 日曜に働いた代わりに平日のＭ川に向う事にした
目的の奥の渓 誰も居ないことを願って入渓ポイントまでやって来たら １台のスクーターが停まっていた
他府県ＮＯ.のこの人は 釣り？山菜？ 残された荷物から釣りでは無いと想定し 僕は変身を始めた
水が少し多めで 良い感じ
９時過ぎにロッドを振り始めたら 予想以上の好反応
が 空振り・空振り・２連発
でも ３度目の正直でロッドがググッと来た ファーストフィッシュは元気元気なファイトで僕を楽しませてくれた
が おや？フライがエラに掛かっている ”スレだ！”
いかんな〜と ヘアカディス＃１５のヌメリをふき取り気持ちを込めてドレッシングし再び流れに向う
１０分後 瀬の終盤に差し掛かったフライに”ザバ！”っと良い反応
すかさず合わせたロッドも小気味良く弧を描く が これまた”スレ”で顎の下にフッキング
？おかしいな？ そう思いながらも進んで行くと大場所のヒラキで ２度・３度とアメゴちゃんが見に来るが水面を割らない
多分フライがマッチしていないんだ、そう思いヘアカディスからソラックスダンに変更し フックサイズも＃１７に一つ落として釣り上がって行くと
９時４２分 瀬の終盤もうすぐ流れ出しと言う ザワザワと小波が交錯する辺りに差し掛かったフライに渓魚が
”ザバ〜ン！” ジャンピングで襲い掛かった
今度もロッドが曲がる 如何なものかと半信半疑でラインを手繰る
ロッドがアメゴちゃんのパワーを受けて撓る 良い引きだ！しかも俊敏クイックな走り
もう嬉しくなって ニヤケながら背中のネットを引っぺがし 流れに浸してアメゴちゃんの動きを目で追うと
今度はバッチリ口にフッキングしているのを確認出来たので 嬉しさ２乗のランディング
やっと納得の出逢が訪れた
エラでフライを食ったアメゴちゃん 下顎でフライを食ったアメゴちゃん 口でフライを食ったアメゴちゃん・ふ〜やっとだ
その後も多くのアメゴちゃんがフライに反応する
流れ出し・ヒラキ・巻き返し・流れ込み 色んな所でターゲットは飛び出し 平日にやって来た甲斐がる有るってモンだが
なぜ打率は３割以下だろうか？ 結構教育されている様で 僕のフライを品定めして帰っていく賢い奴が多数居た
勿論 警戒心など見せずに呑気にフライを口にし 釣られたのに気付いてから急に慌てる娘も居たが
どの娘も 皆 愛おしく感じる
スレで掛かったカジカ蛙君も 愛おしい
でっかいストーンニンフ 小ぶりのカジカ蛙（左足に注意）
打率 ３割だと言いながら １０時５２分、５６分、５９分 と３連打もあった
釣った→フライをドレッシング→次のポイントへキャスト→釣れた→ドレッシング→次のポイントへ→又釣れた！
ワンキャスト・ワンヒット！ って事ではなかったが
流れ込みの左右と その上の流れの肩で ”ドン！ドン！！ドン！！！” だった
怖いくらい絶好調
朱点の無いアメゴちゃん 此処のポイントで この谷っぽいアメゴちゃん
こんなに釣れたら 進んで行けない・・・なんて思いは速攻で忘却の彼方へ
釣れると ２〜３匹連続して釣れ 外すと３〜４匹続けて外す
落差１ｍくらいの滝を中心にした大場所、 過去に何度も反応の無かった大場所で
１・２空振り３バラシ、 ４で釣れ ５・６空振り６見切られた
何か今日は何時もと全然違う？
６見切られたアメゴちゃんはと言うと 若干下流に下がってまだ表層をうろうろしていた
ポジションを変え、フライをソラックスダン＃19に換えて再チャレンジの ３投目 緩い流れに乗ったフライを見つけたターゲットは
自らフライに近づき まさかの ”ポワン” ！
なははは 釣れちゃいました
釣れそうな気がして １匹目をキープしてたんです。 アメゴちゃんツーショット
いつの間にか 正午を回っていた
背中のお握りを２個取り出し ちょっと気分転換の川でのランチ 今年初めてアサギマダラの美しい飛翔を見ながらのランチ
”平日はやっぱ良いわ〜”
今日の釣れたシーン、外したシーンを思い出しながら しみじみそう思った
一息ついたら もうひと頑張りで 通らずだ
暫くは調子が出なかったが 大岩連続ポイントを超えた所から 又もや絶好調モード発令
サイズは若干小さくなったが シャープな体躯の格好良さ度ＵＰ↑な感じ
しかも クリアな流れの真ん中・駆け上がりから ドンと出るのが たまらない
”いや〜良いは〜”
そうこう言っている内に 通らずは目前
最終は大場所過ぎて期待が出来ないので 手前のこのポイントで”お願い”とヘアカディス＃17を流れに乗せた
１投目で ”ドン！＆グググッ！” 来ちゃったよ〜
底石の色、流れの色にマッチした色目のアメゴちゃんは フライを食う寸前までは全然気配を感じさせなかったが
ヒットした直後からは パワー全開で強烈な存在感を誇示する
ラインを手繰り流れの中に入り込んだら ロッド操作で彼女をいなしながらランディングネットを水に浸す
頃合いを見計らって ロッドを起こしながらネットを水中に差し込み 無事迎え入れ完了
綺麗だ！ 惚れ惚れするようなアメゴちゃんの写真撮影を終えても 暫く見とれていた
透き通るような渓流の女王様は ナイスバディの22ｃｍだった
そして 最終の大場所はと言うと
１度だけフライに飛びついたアメゴちゃんが居たが お約束の空振りで
１４時 本日終了
なんて楽しい１日に 感謝感謝である
本日の釣果
ｎｉｓｈｉｄｅ １号 アメゴちゃん 12匹